こんにちは!とーんと♡日本橋編集部です。
日本橋川沿いを歩くと工事の囲いがいくつも続いていて、2026年10月15日にはCOREDO日本橋も閉館したことから「この再開発は結局いつ終わって、どこに何ができるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
先にお答えすると日本橋川沿いの5つの再開発は2026年9月に完成した東京ミッドタウン日本橋から2038年まで順に完成していく予定で、日本橋の上にかかる首都高の高架がなくなるのは2040年度の予定です。
この記事では中央区が掲載している各地区の事業計画書と事業者や首都高の発表をもとに、完成の年表と5つの地区の場所や地区ごとに何ができるのかを整理して、工事中の日本橋を歩くときの楽しみ方と注意点までまとめました。
目次大見出し9
日本橋の再開発はいつ完成する?最新の予定を年表で見る
日本橋の再開発は1つの大きな工事ではなく日本橋川沿いの5つの地区がそれぞれ別の事業として進めているもので、完成する時期は地区ごと・建物ごとに2026年から2038年まで分かれています。
いちばん早いのは日本橋一丁目中地区の東京ミッドタウン日本橋で、2026年9月30日に竣工してグランドオープンは2027年内の予定ですから、新しい日本橋を最初に体験できる場所はここになります。
日本橋の再開発の完成予定一覧
日本橋川沿いの5地区と首都高の完成予定(2026年10月29日・各公式資料で確認)
| 時期 | できごと | 地区 |
|---|---|---|
| 2026年9月30日 | 竣工(完了) | 日本橋一丁目中地区 (東京ミッドタウン日本橋) |
| 2027年内 | グランドオープン予定 | 日本橋一丁目中地区 (東京ミッドタウン日本橋) |
| 2029年7月 | 南街区の 工事完了予定 | 八重洲一丁目北地区 |
| 2032年3月 | A街区の 工事完了予定 | 日本橋室町一丁目地区 |
| 2032年3月 | A・B街区の 工事完了予定 | 日本橋一丁目1・2番地区 |
| 2032年12月 | 北街区の 工事完了予定 | 八重洲一丁目北地区 |
| 2033年度以降 | 川沿いのB〜D街区の 完成予定 | 日本橋室町一丁目地区 |
| 2034年9月 | C・D街区の 工事完了予定 | 日本橋一丁目1・2番地区 |
| 2034年11月 | A街区の 工事完了予定 | 日本橋一丁目東地区 |
| 2035年3月 | B街区の 工事完了予定 | 日本橋一丁目東地区 |
| 2035年度 | 地下ルートの 完成予定 | 首都高日本橋区間 |
| 2038年6月 | 川沿いのC〜E街区の 工事完了予定 | 日本橋一丁目東地区 |
| 2040年度 | 高架橋の 撤去完了予定 | 首都高日本橋区間 |
表の中の「年度」は4月から翌年3月までの区切りでたとえば2034年度には2035年3月までが入りますから、「工事完了予定」と書いた月は各地区の事業計画書にある建築工事期間の終わりの月だと読んでください。
年表を見ると高いビルより川沿いの低い建物や広場のほうが後になっていますが、川沿いの街区の一部は地下を首都高の新しいルートが通る計画で、室町一丁目地区や一丁目東地区の事業計画書には首都高の工事の工程と調整して進めることが書かれています。
年表から分かること
5つの地区の建物がそろうのは一丁目東地区の川沿いの街区が完成する2038年6月の予定で、日本橋の上の空が開けるのは首都高の高架の撤去が終わる2040年度の予定です。
新しいお店や施設を最初に楽しめるのは2027年内にグランドオープンする東京ミッドタウン日本橋なので、まずはこちらの開業日の発表を待ちましょう!

日本橋リバーウォークとは?川沿いの5街区と首都高地下化のつながり
日本橋リバーウォークは日本橋川沿いの5つの再開発区域とその周辺一帯を指すエリアの名前で、5区域を合わせた約11haで首都高の地下化と足並みをそろえて水辺を中心にした街づくりを官民で進めています。
公式サイトは2040年には東京駅のすぐ近くに長さ約1,200m・幅約100mの水辺の空間が現れるという将来の姿を描いていて、川沿いの広場や遊歩道に船着場とホテル、国際会議や展示会を開けるMICE施設まで集まる街を目指しています。
再開発と首都高がひとまとめに語られるのは、首都高が道路の上下の空間に建物を建てられる「立体道路制度」を使って再開発のビルの地下にトンネルを通すからで、ビルの建て替えと道路の工事が同じ場所で組み合わさって進んでいくのがこの街づくりの大きな特徴です。

日本橋川の上を走る首都高は1964年の東京オリンピックを前に1963年に開通した1日約10万台が通る道路ですが、開通から60年以上がたって傷みが多く出ていることから2019年に神田橋JCTから江戸橋JCTまでの区間を地下ルートにつくり替えることが決まりました。
街の運営には2025年4月に発足した一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメントが当たっていて、5つの地区の再開発組合が集まって川沿いの空間の使い方やイベント・防災の取り組みを担っていきます。
出典:日本橋リバーウォーク公式「日本橋リバーウォークについて」
公式サイトや事業者の発表をもとに、すべてが完成したあとの日本橋で変わることを並べると次のようになります。
- 日本橋川の上を覆っていた首都高の高架がなくなり川の上に空が広がる
- 川沿いに広場や遊歩道がつながって水辺を歩いて回れる
- 東京駅・大手町駅と日本橋駅のあいだが地下通路でつながる
- 船着場からの舟運が充実して築地や羽田方面へも行き来しやすくなる
日本橋の再開発マップ:5つの地区は橋を目印に覚えよう
日本橋の再開発の5地区は日本橋川に沿って東西に並んでいて、一石橋・西河岸橋・日本橋・江戸橋の4つの橋を目印にすると場所を覚えやすくなります。
中央区の資料の位置図をもとに西の東京駅側から順に見ていくと、5つの地区は次のように並んでいます。
- 一石橋から西河岸橋の南側:八重洲一丁目北地区
- 西河岸橋から日本橋の南側:日本橋一丁目1・2番地区
- 日本橋の北のたもと(室町側):日本橋室町一丁目地区
- 日本橋から江戸橋の南側:日本橋一丁目中地区(東京ミッドタウン日本橋)
- 江戸橋をはさんだ北側と南側:日本橋一丁目東地区
東京ミッドタウン日本橋は銀座線・東西線と都営浅草線の日本橋駅に直結していて、ここを起点に川沿いを西へ歩けば1・2番地区と室町一丁目地区から一石橋の八重洲一丁目北地区まで、東へ歩けば江戸橋の一丁目東地区まで工事の様子を見ながら一回りできます。
首都高の高架が残っているうちにいまの川の上の景色を見ておくのも、2040年度に高架がなくなる前のこの時期ならではの楽しみ方ですね。
日本橋の再開発5地区の計画と完成予定
ここからは日本橋の再開発の5地区を完成が早い順に取り上げて、何ができるのか・いつ完成するのか・工事がどこまで進んでいるのかを中央区が掲載している事業計画書と各事業者の発表をもとに見ていきます。

日本橋一丁目中地区:東京ミッドタウン日本橋は2027年内に開業予定
日本橋一丁目中地区は日本橋と江戸橋のあいだの南側にある三井不動産と野村不動産の再開発で、2026年4月に「東京ミッドタウン日本橋」という街の名前が決まって9月30日に竣工し、グランドオープンは2027年内の予定です。
中心になるC街区の「日本橋野村三井タワー」は地上52階・高さ約284mのビルで、地下1階から3階に商業施設・5階から8階にMICE施設が入り、39階から47階にはヒルトンが運営する「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が入ることになっています。

川沿いには1930年に建った中央区指定有形文化財「日本橋野村ビルディング旧館」の外観を残すA街区と、商業施設と48戸の住宅が入るB街区「日本橋リバーサイドテラス」が並んでいて、古い建物を生かしながら水辺の景色をつくるのがこの地区らしいところです。
COREDO日本橋が入っていた日本橋一丁目三井ビルディング(通称サウス)も同じ街区の一部です。
そのCOREDO日本橋は2026年10月15日に閉館して東京ミッドタウン日本橋の商業ゾーンとして2027年内にリニューアルオープンする予定で、商業ゾーン全体は約100区画になると発表されていますがお店の名前は10月8日の竣工の発表では明らかにされていません。
5階から8階のMICE施設は2027年10月に開業する予定と発表されていて、街区全体がそろうのはサウスの改修が終わる2027年内の予定です。
COREDO日本橋の閉館後も営業を続けているお店や新しい商業ゾーンの話は東京ミッドタウン日本橋とコレド日本橋のその後をまとめた記事に、閉館の理由はコレド日本橋の閉店理由を調べた記事に書いていますから、あわせて読んでみてください。
八重洲一丁目北地区:東京駅側の南街区は2029年7月に完成予定
八重洲一丁目北地区は一石橋と西河岸橋のあいだの南側にある東京建物と東京ガス不動産の再開発で、2024年11月に着工した南街区は地上44階・高さ約218mのビルとして2029年7月末に工事が終わる予定です。
南街区の6階から9階にはホテル「SEN/KA TOKYO by The Crest Collection」が2029年度下半期に開業する予定で、全92室のこのホテルの名前はかつてこの辺りが呉服町と呼ばれていたことにちなんでいると東京建物は説明しています。
川沿いの北街区は2階建ての店舗の計画で2032年12月末に工事が終わる予定ですから、東京駅から日本橋川の水辺へ人を迎え入れる入口ができるのはこの頃になります。
住所は八重洲一丁目でとーんと♡日本橋が紹介する日本橋エリアの外になりますが、日本橋川の水辺でほかの4地区とつながる地区ですし、東京駅から歩いて日本橋へ向かう日に工事の様子を眺めてみてください。
日本橋室町一丁目地区:A街区は2032年3月、川沿いは2033年度以降
日本橋室町一丁目地区は日本橋の北のたもとにある三井不動産の再開発で、地上34階・高さ約173mのA街区には高層のオフィスと住宅に加えて、低層部に商業施設やライフサイエンス企業向けのフレキシブルオフィスとカンファレンスが入る計画です。
中央区の一覧では2026年1月7日に権利変換計画(もとの土地や建物の権利を新しいビルに移す計画)が認可されていて、新築工事の着工は2026年度の予定でA街区の工事が終わるのは2032年3月末の予定です。
川沿いのB〜D街区は2033年度から2034年度以降の完成予定で資料によって幅があり、首都高の地下ルートが敷地の下を通るC・D街区は首都高の工事の工程に配慮して進めることが事業計画書に書かれています。
この再開発で3階建ての店舗と住宅が建つのはB街区で、C・D街区は防災用の倉庫を整えたところで事業を終え、その場所の店舗やプロムナードは首都高の地下化の工事が終わったあとに整える計画です。
この地区にあった山本海苔店の日本橋本店は2025年11月4日から近くの室町NSビル1階へ一時移転していて、新社屋の竣工後にもとの場所へ戻る予定と案内されています。
移転先での営業時間など山本海苔店の今の様子は山本海苔店の一時移転と営業場所をまとめた記事にまとめているので、本店を訪ねたい方はこちらも読んでみてください。
日本橋一丁目1・2番地区:日本橋の南のたもとに高さ約134mのビル
日本橋一丁目1・2番地区は日本橋の南のたもとからすぐの三井不動産の再開発で、A街区には地上26階・高さ約134mのビルが建ってオフィスや店舗に文化を体験できる施設が入る計画です。
となりの「花の広場」は江戸時代に高札場があって町の人々が情報を得た場所で、その歴史を受けてB街区には街の情報を発信して人が交流する施設がつくられる計画になっています。
2026年3月23日には権利変換計画が認可されていて、事業計画書ではA・B街区の工事が2032年3月末に・C・D街区が2034年9月末に終わる予定で、新築工事の着工は2027年度の予定です。
この地区にあった榮太樓總本鋪の日本橋本店は2026年3月31日で現店舗での営業を終えていて、新しいビルが竣工する2032年頃まで仮店舗で営業を続けると発表されています。
仮店舗の場所が気になる方は榮太樓總本鋪の日本橋本店の移転をまとめた記事を、計画の細かな中身は日本橋一丁目1・2番地区の再開発の記事をのぞいてみてください。
日本橋一丁目東地区:江戸橋の両側は2034年から2035年へ
日本橋一丁目東地区は江戸橋をはさんで南北に分かれ人形町や兜町とも接する地区で、三井不動産・東急不動産・日鉄興和不動産が再開発を進めています。
江戸橋の南側に並ぶ2棟のうち地上40階・高さ約203mのA街区にはオフィスや店舗とカンファレンスが入り、地上50階・高さ約210mのB街区には住宅やサービスアパートメントと生活支援施設などが入る計画です。
この地区は2026年7月22日に事業計画の変更が認可されて完成が後ろにずれていて、変更後の事業計画書ではA街区の工事が2029年4月から2034年11月まで・B街区が2028年10月から2035年3月まで・川沿いのC〜E街区が2037年4月から2038年6月までの予定です。
古い予定と新しい予定の見分け方
日本橋リバーウォーク公式サイトの地区の紹介ではA・B街区の完成が「2031年度」のままになっていますが、中央区が掲載している変更認可後の事業計画書ではA街区が2034年11月・B街区が2035年3月の予定で、日本郵政の2026年5月の資料でもA街区の竣工は2034年度とされています。
事業計画書では住宅を約575戸予定していて、川沿いのC〜E街区には公共・公益の施設と約2,200㎡の広場がつくられる計画ですが、一部が首都高の地下ルートと重なる場所のため首都高の工事と調整したうえで最後に仕上がっていきます。
出典:中央区掲載「日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業 事業計画書」(第一回変更認可)
日本橋郵便局があった日本橋1-18-1の局舎もこの地区に含まれていて、郵便局の窓口は2025年10月20日に日本橋3-9-1の日本橋三丁目スクエア5階へ移っていますから、窓口の場所や土日の営業は日本橋の郵便局の探し方をまとめた記事で確かめてから出かけましょう。
江戸橋の東にある兜町でも金融街を舞台にした別の街づくりが進んでいて、川の東へ足をのばすなら兜町の街づくりと再開発の記事もあわせてどうぞ。
日本橋の首都高地下化はいつ?高架がなくなるまでの流れ
日本橋の首都高の地下化は神田橋JCTから江戸橋JCTまでの約1.8kmの区間を地下ルートにつくり替える事業で、首都高は地下ルートの完成を2035年度・これまでの高架橋の撤去を終えるのを2040年度の予定としています。
工事は「地下化に向けて」「地下を走る新しい首都高速道路へ」「日本橋川に青空を」の3つの段階に分かれていて、首都高の説明をもとに流れを追うと次のように進んできました。
- 2019年:神田橋JCTから江戸橋JCTまでの地下化が決定
- 2024年3月:呉服橋と江戸橋の出入口の撤去が完了(高架橋の撤去の約1割)
- 2025年4月5日:高速八重洲線を通行止めにして地下化の工事が本格化
- 2035年度(予定):地下ルートが完成して新京橋連結路とあわせた新しい都心環状ルートへ
- 2040年度(予定):日本橋川の上の高架橋の撤去が完了
呉服橋と江戸橋の出入口がなくなった所では日本橋川に青空が一部戻ったと首都高も紹介していて、残りの高架は地下ルートに車の流れを切り替えたあとに撤去が始まりますから、2035年度に地下ルートができても高架がすぐに消えるわけではありません。

車で通る方にとって大きいのは高速八重洲線が2025年4月5日20時から2035年度まで長期の通行止めになっていることで、同じ日には東京高速道路(KK線)も東銀座出口を除いて廃止されています。
首都高は「完成予定時期は現時点の計画であり、工事の進捗状況などによって変更となる場合があります」と明記していて、地下化の工区ごとの進み具合は首都高の特設サイトで見ていくのが確実です。
出典:首都高速道路「事業の概要」(首都高速道路日本橋区間地下化事業)
地下ルートの区間や工事の進め方と費用の分担までくわしく知りたい方は、日本橋の首都高地下化の完成予定と工事の流れをまとめた記事も読んでみてください。
工事中の再開発エリアを歩くときの楽しみ方と注意点
完成まで10年以上かかる地区もありますが、工事中の日本橋だからこそ楽しめる場所や歩き方もあるため、出かける前に知っておきたい楽しみ方と注意点をまとめました。

完成した街の姿を先に知りたい方には首都高などが運営するプレゼンテーション拠点「VISTA(ヴィスタ)」がおすすめで、日本橋川周辺の再開発と首都高の地下化の計画を映像や模型で紹介しています。
VISTAは三越前駅B6出口から徒歩1分の室町NSビル3階にあって、平日の1時間枠の事前予約制で当日と前日の予約はできないので、首都高速道路株式会社の事業管理課へ電話(03-6803-3719・平日10時〜17時)かメールで早めに申し込みましょう。
案内は10時・11時半・14時・15時半から始まる1時間の枠で1枠は15人程度までとなっていて、同じ室町NSビルの1階には山本海苔店の仮店舗が入っていて見学のあとに立ち寄るのもいいですね。立ち寄る日にお昼も済ませたいなら、同じ1階で焼きたての海苔を自分で巻いて食べる手巻きYAMAMOTOの整理券と待ち時間をまとめた記事を先に読んでおくと動きやすくなります。
街を歩きながら楽しめるのが工事の囲いにアート作品を飾る「NIHONBASHI RIVER WALK MUSEUM」で、2025年7月に中地区から始まり八重洲一丁目北地区・室町一丁目地区・1・2番地区の囲いへと順に広がっています。
川の上から工事の現場や首都高を見上げたい日は日本橋クルーズの料金とコースをまとめた記事や、日本橋船着場から豊洲まで片道約25分で結ぶ電動船e-LINERのガイドも参考にしてみてください。
再開発で場所が変わった店や施設の早見表
再開発に関係して場所が変わった主な店と施設
| 名前 | 変わったこと | いまの行き先 |
|---|---|---|
| 山本海苔店 日本橋本店 | 2025年11月4日に 一時移転 | 室町NSビル1階 (日本橋室町1-8-3) |
| 榮太樓總本鋪 日本橋本店 | 2026年3月31日で 現店舗の営業を終了 | 日本橋一丁目付近の 仮店舗 |
| 日本橋郵便局 | 2025年10月20日に 窓口が移転 | 日本橋三丁目スクエア5階 (日本橋3-9-1) |
| COREDO日本橋 | 2026年10月15日に 閉館 | 2027年内に商業ゾーンとして 再開の予定 |
出かける前に気をつけたいこと
店や郵便局へ以前の住所の地図で向かうと閉まった建物の前に着いてしまうことがあるので、出かける前に各店や施設の公式サイトで営業している場所を確かめましょう。
車で向かう日は高速八重洲線が2035年度まで通れないことを頭に入れて首都高の交通情報で経路を選び、歩くときは工事の囲いのまわりにある現地の案内表示に従ってください。
日本橋の再開発の予定は変わる?最新情報の確かめ方
日本橋の再開発の完成予定は工事や手続きの進み具合で前後することがあって、実際にここ数年のあいだにいくつもの地区で予定が変わってきました。
たとえば東京ミッドタウン日本橋のグランドオープンは2026年4月の発表では「2027年秋」でしたが、10月の発表では「2027年内」になっています。
編集部が各地区の資料を読み比べていちばん驚いたのは一丁目東地区のA・B街区の予定が、リバーウォーク公式の紹介にある2031年度から2034年11月と2035年3月へ3年近く後ろにずれていたことでした。
室町一丁目地区のA街区も2022年5月の中央区の資料では2028年度の竣工予定でしたが2025年5月に認可された事業計画書では2032年3月末になっています。
ですから完成予定は古い資料で判断しないようにして、気になる地区は発表元の新しい資料で確かめるのがおすすめです。

新しい予定を確かめたい時は、次の順で見ていくと迷いません。
- 中央区の「市街地再開発事業」のページ(各地区の事業計画書と再開発組合の連絡先が載っている)
- 三井不動産・野村不動産・東京建物など事業者のニュースリリース
- 首都高の「首都高速道路日本橋区間地下化事業」の特設サイト
- 日本橋リバーウォーク公式サイトのお知らせ(地区の紹介ページは古い予定のままのことがある)
再開発の区域に土地や建物をお持ちの方や住んでいる方にとって、事業を進めているのは各地区の市街地再開発組合で中央区のページに組合の連絡先も載っていますから、権利や移転について知りたいことは組合へ直接問い合わせてみてください。
よくある質問
Q. 日本橋の再開発はいつ完成しますか?
A. 日本橋川沿いの5つの再開発は2026年9月に竣工した東京ミッドタウン日本橋から順に完成していき、最後は日本橋一丁目東地区の川沿いの街区が2038年6月に工事を終える予定です。日本橋の上の首都高の高架橋は2040年度に撤去が完了する予定です。
Q. 東京ミッドタウン日本橋はいつ開業しますか?
A. 東京ミッドタウン日本橋は2026年9月30日に竣工し、グランドオープンは2027年内の予定と三井不動産と野村不動産が発表しています。東京ミッドタウン日本橋のMICE施設は2027年10月に開業する予定です。
Q. 日本橋の首都高はいつ地下になりますか?
A. 日本橋の首都高は神田橋JCTから江戸橋JCTまでの地下ルートが2035年度に完成する予定で、日本橋川の上の高架橋の撤去は2040年度に完了する予定です。
Q. 日本橋リバーウォークとは何ですか?
A. 日本橋リバーウォークは日本橋川沿いの5つの再開発区域とその周辺一帯を指すエリアの名前で、首都高の地下化と連携して約11haの水辺の街づくりを進めています。
Q. 日本橋一丁目東地区の再開発はいつ完成しますか?
A. 日本橋一丁目東地区の再開発は2026年7月22日の変更認可後の事業計画書で、A街区の工事完了が2034年11月・B街区が2035年3月・川沿いのC〜E街区が2038年6月の予定です。
Q. 日本橋郵便局は再開発でどうなりましたか?
A. 日本橋郵便局があった日本橋1-18-1は日本橋一丁目東地区の再開発に含まれていて、日本橋郵便局の窓口は2025年10月20日に日本橋3-9-1の日本橋三丁目スクエア5階へ移転しています。
Q. 完成前に日本橋の再開発の計画を見られる場所はありますか?
A. 日本橋の再開発と首都高の地下化の計画は、室町NSビル3階のプレゼンテーション拠点「VISTA」で映像や模型を使って紹介されています。VISTAは平日の1時間枠の事前予約制で、当日と前日の予約はできません。
まとめ
日本橋の再開発とは、日本橋川沿いの5地区の建て替えと首都高の地下化で川に開かれた街へ段階的につくり替える計画のことです。
- 最初に楽しめるのは2027年内にグランドオープンする東京ミッドタウン日本橋
- ほかの4地区の高いビルは2029年から2035年にかけて順に完成する予定
- 川沿いの広場や低い建物は2038年まで・首都高の高架の撤去は2040年度までの予定
予定は変わることもあるので、気になる地区は中央区のページと事業者の発表で新しい予定を確かめながら工事中ならではのアートや川からの眺めも楽しんで、日本橋が水辺の街へ変わっていく様子を一緒に見守っていきましょう!


