こんにちは!とーんと♡日本橋編集部です。
日本橋の真ん中に立って空を見上げると石造りの橋の上を首都高の高架がふさいでいる景色が目に入り、この首都高はいつ地下に移るのだろうと気になったことがある人も多いのではないでしょうか。
首都高速道路株式会社が進める日本橋区間の地下化は地下ルートの完成が2035年度・高架橋の撤去完了が2040年度の予定で、2025年4月からは八重洲線を通行止めにした本体工事が日本橋川沿いで続いています。
そこでこの記事では首都高の地下化の完成予定から地下化する理由・地下ルートの区間・工事の流れ・費用までを首都高や国と東京都の公式資料で確かめ、工事中の車への影響と工事の途中だからこそ楽しめる見方もあわせて紹介します。
目次大見出し10
日本橋の首都高地下化はいつ完成する?地下ルートは2035年度・高架撤去は2040年度の予定
日本橋の首都高地下化は2つの節目に分けると分かりやすく、首都高速道路株式会社は新しい地下ルートの完成を2035年度に、日本橋川の上の高架橋を撤去し終えるのを2040年度に予定しています。
地下ルートが開通して車が地下を走るようになってから古い高架橋を外す工事が始まる順番なので、日本橋の上の高架がすべて外れて青空が戻りきるのは2040年度の予定と覚えておくと、ニュースで2つの年度を見かけても迷わずに済みますよ。
日本橋の首都高地下化の予定早見表
次の表は2026年10月時点で首都高と東京都が公表している予定をまとめたもので、2035年度と2040年度はどちらも現時点の計画として示されています。
| 時期 | 節目 | 状況 |
|---|---|---|
| 2021年5月 | 呉服橋・江戸橋出入口を廃止 | 完了 |
| 2024年3月 | 出入口の高架橋の撤去が完了 | 完了 |
| 2025年4月5日 | 八重洲線の長期通行止め 本体工事へ | 工事中 |
| 2035年度 | 地下ルートの完成 新しい都心環状ルートへ | 予定 |
| 2040年度 | 高架橋の撤去が完了 | 予定 |
首都高は完成予定時期は工事の進み具合などによって変わる場合があると書き添えていますから、節目の年度が近づいてきたら首都高の特設サイトで予定が変わっていないかを確かめてみてください。
日本橋川の青空はすでに約1割戻っている
首都高の地下化はまだ何も変わっていないわけではなく、2021年5月10日に廃止した呉服橋出入口と江戸橋出入口の橋桁を2023年12月までに外したことで、高架橋撤去の約1割が終わり日本橋川に約1割の青空が戻ったと首都高は伝えています。
呉服橋と江戸橋の出入口があった所は日本橋川の上が開けていて、川沿いを歩く日は高架がなくなった所と残っている所の違いを見比べてみると、完成したあとの景色を思い描きやすくなります♪
2035年度は車が新しい地下ルートを走り始める年度で、2040年度は日本橋川の上の高架橋が外れ終わる年度だと2つを分けて覚えておくのがおすすめです。
なぜ日本橋の首都高を地下化するのか
日本橋の首都高を地下化する直接の理由は開通から60年以上たった高架橋の老朽化で、どうせ造り替えるなら日本橋川沿いのまちづくりと一緒に地下へ移して景観も取り戻そうという考え方で計画がまとまりました。

開通から60年以上・1日約10万台が走る高架橋
日本橋川の上を通る都心環状線は1964年の東京オリンピックを翌年に控えた1963年12月21日に開通した区間で、建物が密集した都心で急いで道路を造るために川や道路の上の空間を使って建設されました。
都心の交通を支えるインフラでもあるこの区間には1日あたり約10万台の車が走っていて、橋桁を受ける支承部の疲労き裂やコンクリート床版のひび割れといった損傷が多く見つかっています。
首都高は点検と補修を重ねながらも長期的な安全性を保つには抜本的な造り替えが必要だとしています。
「日本橋に青空を」の声と川沿いのまちづくり
一方で日本橋の上を首都高がふさぐ景観については長く議論が続いていて、日本橋リバーウォークの発表によると青空が戻る景観を求める署名が約44万人分集まり地域団体から行政へ提出されています。
2016年には日本橋川沿いのまちづくりが国家戦略特区の都市再生プロジェクトに加わり、翌2017年7月に国土交通大臣と東京都知事がまちづくりと連携して首都高の地下化に取り組むと発表したことで、造り替えと再開発の時期を合わせて地下ルートを通す道が開けました。
地下化では道路として使う範囲を立体的に決めてトンネルの上にもビルを建てられるようにする立体道路制度が使われていて、再開発のビルの地下に首都高のトンネルを通せることがこの事業の大きな特徴です。
首都高の地下化が決まるまでの年表
首都高の地下化が決まるまでには次のような手続きが重ねられていて、2020年4月に東京都が事業を認可してから工事が本格的に動き出しています。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1963年12月 | 日本橋川の上の都心環状線が開通 |
| 2014年 | 首都高の大規模更新計画が許可 |
| 2016年 | 日本橋川沿いが国家戦略特区の 都市再生プロジェクトに |
| 2017年7月 | 国と東京都が地下化への 取り組みを発表 |
| 2018年 | 国の検討会が計画案をとりまとめ |
| 2019年10月 | 東京都が都市計画を変更 |
| 2020年4月 | 東京都が事業を認可 |
石造りの日本橋は1911年に完成して1999年に国の重要文化財に指定された橋で、文化庁の文化遺産オンラインでも我が国の国道の起点と紹介されています。
江戸時代に五街道の起点だった歴史や江戸から続く日本橋の移り変わりと重ねて読むと、首都高の地下化が街にとってどれほど大きな出来事かが見えてきます。
首都高の地下ルートは神田橋JCT〜江戸橋JCTの約1.8km
首都高の地下ルートは都心環状線の神田橋JCTから江戸橋JCTまでの約1.8kmで、事業区間は千代田区内神田二丁目から中央区日本橋小網町までにわたります。

トンネル・高架・擁壁の内訳と地下ルートが通る場所
約1.8kmのすべてがトンネルになるわけではなく、首都高の2025年4月版のパンフレットでは道路の構造を3つに分けて次のように示しています。
| 構造 | 長さ | 主な場所 |
|---|---|---|
| トンネル構造 | 約1.1km | 常盤橋付近から 日本橋川の下 |
| 擁壁構造 | 約0.3km | 地下から地上へ 上がる坂の部分 |
| 高架構造 | 約0.4km | 江戸橋JCT付近で 6号向島線へつなぐ部分 |
西の神田橋JCT側では通行止めにしている八重洲線のトンネルを活かして常盤橋の下へ入り、日本橋の付近では日本橋川の下を円いシールドトンネルで抜けていきます。
東の江戸橋JCT付近では擁壁の区間で坂を上り架け替えた高架で6号向島線へつながるので、川沿いを歩く日は常盤橋・日本橋・江戸橋の3か所を目印にすると地下ルートとの位置関係がつかみやすいでしょう。
新しい地下ルートは往復4車線のままで路肩が今の0.5mから1.25mと0.75mに広がるため、万が一路肩に車が止まっていても横を通れるようになるのも地下化で変わる点です。
廃止される出入口と新しい都心環状ルート
地下化にあわせて常盤橋・呉服橋・江戸橋の3つの出入口が廃止になり、呉服橋と江戸橋は2021年5月に廃止済みで常盤橋出入口も閉鎖されています。
地下ルートが開通すると江戸橋JCTの都心環状線連結路も廃止になり、代わりに八重洲線と新しく造る新京橋連結路が新たな都心環状ルートになる計画で、これで江戸橋JCT周辺の渋滞が和らぐというのが首都高の見込みです。
新京橋連結路は都心環状線の築地川区間と八重洲線を結ぶ約1.1kmの道路で、首都高と東京都が2024年度から共同で整備を進めていて地下ルートの開通に合わせた2035年度の完成を目指しています。
地下化工事の流れは3つの段階と3つの工事区間
首都高の地下化工事は「地下化に向けて」「地下を走る新しい首都高速道路へ」「日本橋川に青空を」の3段階で進んでいて、2025年4月5日の八重洲線の通行止めから2段階目に入っています。
第1段階から第3段階までの流れ
首都高がPHASE 01と呼ぶ第1段階では地下に埋まっている管などの移設と呉服橋・江戸橋出入口の撤去を進め、2024年3月に出入口の撤去が終わって地下化の準備が整いました。
第2段階では開削トンネル・河川内の工事・シールドトンネル・擁壁と掘割・高架橋の工事を並行して2035年度の地下ルート完成を目指し、第3段階では役目を終えた高架橋を撤去して2040年度の完了を目指します。
第2段階の工事は西から順に次の3つの区間で同時に進められていて、どの区間も地下鉄や上下水道管・ガス管・電線と調整しながら掘る難しい工事だと首都高は説明しています。
- 常盤橋地区トンネル工事区間
- シールドトンネル工事区間
- 6号向島線接続地区高架橋工事区間

常盤橋地区は文化財と川を守る非開削の工事
西側の常盤橋地区には国の史跡の常盤橋門跡や歴史ある橋があり治水への配慮が要る日本橋川も流れているので、主に採られているのは通行止めにした八重洲線のトンネルの中から地中を掘り広げる非開削工法です。
地上から掘れる所では道路の上にふたをかけて車を通しながら掘る開削工法を使い、地上の道路の通行を止めない工夫もしています。
川の真下では川底に鋼製の床を敷いて水を流したまま掘る鉄樋(てっぴ)工法を使い、地上の文化財を守る所では小さな掘削機で鋼の枠を押し進めるハーモニカ工法と橋の基礎を地中で支えながら掘るアンダーピニング工法を組み合わせています。
シールドトンネル区間は日本橋川の下を掘る
日本橋の付近では円い筒形のシールドマシンが日本橋川の下を掘り進めてトンネルを造る計画で、内回り用と外回り用の2機のうち内回りのマシンが先に発進します。
このあたりは複数の地下鉄や地下の設備が入り組んでいて、首都高は地下鉄の真上や真下を針の穴に糸を通すように掘り進めると説明しているうえに、狭い工事ヤードは2階建てにして防音ハウスで機械の音を抑える工夫もしています。
6号向島線接続地区は交通を止めずに架け替える
東側の江戸橋JCT付近では1日10万台以上が走る都心環状線を止めずに川の上にう回路を設け、車の流れを段階的に切り替えながら新しい高架へ架け替えていきます。
シールドマシンの通り道をふさぐ古い橋脚は先に新しい仮受橋脚へ受け替える段取りで、こうした工区ごとの進み具合は首都高の特設サイトに写真で載っているので、2026年10月2日に追加された5月と8月の様子もあわせて眺めてみてください。
八重洲線の通行止めなど工事中の車と街への影響
車で日本橋や東京駅のまわりへ向かう人にとって一番大きいのは八重洲線が2025年4月5日20時から2035年度まで長期通行止めになっていることで、地下化の工事で八重洲線の一部を造り替えるためにトンネルが使えません。
八重洲線は2035年度まで通行止めで八重洲駐車場へは一般道から
通行止めの区間は八重洲線の北行きと南行きの神田橋JCTから西銀座JCTまでで、八重洲出入口と丸の内出口が使えないうえに首都高から東京駅地下の八重洲駐車場へ直接入ることもできません。
首都高は新しい都心環状ルートができるまで都心環状線の内回りと外回りを使えると案内していて、通行止めのあとは都心環状線の混雑が想定されるとして交通状況に応じた経路選びとピークを避けた利用を呼びかけていました。
出典:首都高速道路株式会社「高速八重洲線の長期通行止めについて」
車で出かける日は出発前に首都高の通行止めの情報と経路を確かめて、八重洲駐車場は一般道から入る前提で道順を決めておくと当日あわてずに済みます。

KK線の廃止と新富町出口の廃止
同じ2025年4月5日20時には銀座の上を走っていた東京高速道路(KK線)が東銀座出口を除いて廃止され、東京都はその上の空間を歩行者中心の公共的空間「Tokyo Sky Corridor」として再生する計画を進めています。
新京橋連結路の工事と都心環状線の築地川区間のリニューアルに向けて、首都高は2026年10月18日23時に新富町出口を廃止して銀座入口(内回り)を約3年間の長期通行止めにしています。
汐留出入口と東銀座出口は引き続き使えるので、銀座や築地のあたりで首都高を乗り降りする人は使い慣れた出入口が閉じていないかを出発前に確かめておきましょう。
一石橋の架け替えと歩道の規制
歩いて日本橋を楽しむ人に関わるのは外堀通りの一石橋の架け替えで、地下化とあわせて道路を広げる工事を首都高が東京都から受託して進めていて完了は2040年度の予定です。
工事の段階に応じて車道の規制や歩道の通行止めが出ることがあり、その期間は現地の看板などで知らせると首都高は案内していますから、常盤橋や一石橋のあたりを歩く日は掲示に目を向けてみてください。
首都高地下化の費用は約3,200億円・誰がどう負担する?
首都高の地下化にかかる費用は2018年7月の国の首都高日本橋地下化検討会で概算事業費約3,200億円とまとめられ、首都高や再開発を進める民間・地方自治体などが分担する考え方が示されました。
約3,200億円の負担の考え方
検討会の資料では約3,200億円を次の5つに分けて示していて、首都高だけが全額を出すのではないことが分かります。
| 区分 | 金額 | 中身 |
|---|---|---|
| 首都高 | 約400億円 | コスト縮減などの努力 |
| 民間プロジェクト | 約400億円 | 再開発による公共貢献 |
| 地方自治体 | 約400億円 | 関連する公共事業 公共用地の活用 |
| 国と自治体の 出資金制度 | 約1,000億円 | 償還時期の見直しによる 利息の軽減分 |
| 大規模更新費 の一部 | 約1,000億円 | 竹橋〜江戸橋の 更新事業費を活用 |
2020年の都議会では東京都の担当者が、首都高が行う地下化事業費は自治体分の約400億円を除いた約2,800億円で、都の分担は一石橋の架け替えなどにかかる約320億円の見込みだと答弁しました。
この約320億円には国の補助制度を使うので実質的な都の負担はその半分程度の見込みとされ、中央区も区議会の答弁で区道の改廃に伴う補償金を想定した約80億円を区の分担としています。
出典:国土交通省「第3回首都高日本橋地下化検討会」の資料/東京都議会「令和2年環境・建設委員会」の速記録

ここで紹介した金額は2018年の概算と2020年・2022年の答弁で示された数字で、その後に総額を改めたという公式の発表は確認できなかったため、新しい金額は首都高や国から発表が出た時に確かめてみてください。
首都高の料金については2017年7月の大臣会見で国土交通大臣が地下化のために首都高速の料金を上げることは想定していないと述べています。
「反対」「税金のムダ」という声と公式の回答
日本橋の首都高地下化には反対や疑問の声もあり、2020年に首都高と東京都が地域へ資料を配って意見を募った事業説明では「税金のムダではないか」「事業費の内訳がない」といった意見が寄せられました。
これに対して首都高と東京都は構造物の長期的な安全性の確保や江戸橋JCT周辺の交通の改善・品格ある都市景観の形成のために必要な事業だと答え、事業費の管理を徹底しながら進めると回答しています。
同じ説明には「地下化事業の完成を楽しみにしています」という声も届いていて、賛成と反対のどちらの立場でも判断の材料になるのは公式の計画と費用の情報なので、節目ごとに公表される資料に目を通してみてください。
高架が消えたあとの日本橋川と日本橋リバーウォーク
首都高の高架橋がなくなったあとの日本橋川は空と川が向き合う水辺に生まれ変わる計画で、川沿いの5つの再開発と地下化事業が連携するエリアは日本橋リバーウォークと名付けられています。

日本橋リバーウォークは5つの再開発区域を合わせて約11haの広さがあり、高架橋の撤去後には幅約100m・長さ1,200mの親水空間と川沿いの歩行者ネットワークが生まれる構想で、その第一弾が2026年9月30日に竣工した東京ミッドタウン日本橋です。
高架橋の撤去が終われば歴史ある日本橋の上空を覆う構造物がなくなり、新しいまちづくりとあわせて日本橋の景観が新しくなると首都高は説明しています。
川沿いの5つの地区がそれぞれいつ完成して何ができるのかは、日本橋の再開発の完成予定を地区ごとにまとめた記事に年表で整理しています。
同じ日本橋一丁目の1・2番街区の再開発も川沿いのまちづくりの一部ですから、橋の上の麒麟像を青空の下で見上げられる日を楽しみに街の変化を少しずつ追いかけてみませんか。
工事中に首都高地下化の計画を見る・知る方法
首都高の地下化をもっと具体的に知りたい人には日本橋室町にある街のプレゼンテーション拠点VISTA(ヴィスタ)がおすすめで、地下化の計画や工事の技術と日本橋リバーウォークの将来の姿を映像や模型で紹介しています。
VISTAで地下化の映像と模型を見る
VISTAは首都高・三井不動産・東京建物・東急不動産が共同で開いた施設で、中央区日本橋室町1丁目8-3の室町NSビル3階にあり東京メトロ半蔵門線の三越前駅B6出口から徒歩1分ほどで着きます。
見学は平日のみの事前予約制で、案内の時間は10:00〜11:00・11:30〜12:30・14:00〜15:00・15:30〜16:30の1時間枠から選ぶ形になり、1枠は15人程度までです。
- 当日と前日の予約はできないので2営業日前までに申し込む
- 予約は首都高の担当窓口へ電話(平日10時〜17時)かメールで
- メールには希望日・希望時間・代表者名・人数・連絡先を書く
- 年末年始・GW・お盆期間は案内がない
- 館内は許可された人以外は撮影と録音ができない

予約先の電話番号とメールアドレスは首都高の「見学のご案内」のページに載っているので、行きたい日が決まったら2営業日前までに連絡することを忘れないようにしましょう。
船から日本橋川の工事を見る
高架の真下から首都高を見上げたいなら日本橋川を走る船がぴったりで、首都高が毎年夏に開く親子現場見学会も屋根のないクルーズ船で鎌倉橋や常盤橋・江戸橋JCTのあたりをめぐっています。
親子見学会は地元の小学生と保護者向けの催しですが、一般の人は日本橋クルーズの料金とコースを見比べて撤去が終わると見られなくなる高架の下の景色を船の上から眺めておくのがおすすめです♪
日本橋の首都高地下化でよくある質問
Q. 日本橋の首都高の地下化はいつ完成しますか?
A. 日本橋の首都高の地下化は地下ルートの完成が2035年度、日本橋川の上の高架橋の撤去完了が2040年度の予定です。首都高速道路株式会社はどちらも工事の進み具合によって変わる場合があるとしています。
Q. なぜ日本橋の首都高を地下化するのですか?
A. 日本橋の首都高を地下化するのは、開通から60年以上がたち1日約10万台が走る高架橋の損傷が多く造り替えが必要なうえに、日本橋川沿いのまちづくりと連携して景観と環境も良くするためです。
Q. 首都高の地下ルートはどこからどこまでですか?
A. 首都高の地下ルートは都心環状線の神田橋JCTから江戸橋JCTまでの約1.8kmで、そのうちトンネル構造は約1.1kmです。
Q. 日本橋の首都高地下化の費用はいくらですか?
A. 2018年の国の首都高日本橋地下化検討会で概算事業費は約3,200億円とまとめられ、首都高・民間の再開発・地方自治体・国と自治体の出資金制度などで分担する考え方が示されました。
Q. 八重洲線の通行止めはいつまでですか?
A. 首都高の八重洲線は神田橋JCTから西銀座JCTまでが2025年4月5日20時から2035年度まで長期通行止めで、その間は首都高から八重洲駐車場へ入れません。
Q. 日本橋の首都高地下化の計画はどこで見られますか?
A. 日本橋室町1丁目の室町NSビル3階にあるVISTAで地下化の映像と模型を見られます。VISTAは平日のみの事前予約制で、当日と前日の予約はできません。
Q. 地下化のために首都高の料金は上がりますか?
A. 2017年7月の大臣会見で国土交通大臣は、日本橋区間の地下化のために首都高速の料金を上げることは想定していないと述べています。
日本橋の青空が戻る日まで工事の節目を追いかけよう
日本橋の首都高地下化は2035年度に地下ルートが完成し2040年度に高架橋の撤去を終える予定で、その間も八重洲線の通行止めや一石橋の架け替えといった工事が日本橋川沿いで続いていきます。
車で出かける日は首都高のルート検索で経路を確かめ、計画をじっくり知りたい日は平日にVISTAを予約して、日本橋川の上に少しずつ広がっていく青空を節目ごとに見届けていきましょう!


