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用語 食・名物

めかじきの照焼とは

めかじきの照焼とは、日本橋弁松総本店の折詰弁当に入る、めかじきの切り身を甘辛いたれで照焼にした魚料理です。店は惣菜の紹介で「魚の照焼き」という見出しを立て、弁松で使う魚は主にめかじきだと説明しています。料理の入る折詰16種のうち14種に入る、弁松の定番のおかずです。

入らないのは、尾頭付の2種だけ

弁松のお弁当一覧で内容欄を見比べると、白詰や赤詰、弁松の並六から尺一杉まで、尾頭付ではない12種にはすべてめかじきの照焼が入っています。例外は、鯛の塩焼をのせた尾頭付です。尾頭付の並八丸と並九丸は、魚料理が鯛の塩焼だけで、めかじきは入りません。一方、大きな尾頭付の九寸杉と尺一杉には、鯛の塩焼とめかじきの照焼が両方入ります。同じ折には玉子焼や野菜の甘煮、しょうがの辛煮、豆きんとんが並びます。料理の内容は季節で変わる場合がある、というのが店の注記です。

「照焼」と「かじきまぐろ」の思い込み

照焼は、みりんや酒、しょうゆを合わせたつけ汁を何度もつけながら焼き、表面に照りを出す焼き方です。照焼の魚として、ぶりやさわらを思い浮かべる人もいるでしょう。弁松の照焼は、そこへめかじきを使っているのが特徴です。また、めかじきを含むカジキの仲間は「かじきまぐろ」とも呼ばれますが、上あごが剣のように長くのびるのがマグロとの違いです。店も、めかじきが剣のような長い吻(ふん)、つまり突き出た口先を持つ魚だと紹介しています。

100キロ以上のめかじきから

弁松が使う魚は、どんなめかじきなのでしょうか。店によると、最低でも100キロ以上ある、脂の乗っためかじきの身。それを仕入れて、仕込みから調理まで職人が扱い、甘辛いたれで照焼に仕上げています。弁松の弁当は、江戸から続く甘辛の「濃ゆい」味が持ち味です。単品でも一切れずつ売っていますが、単品の惣菜を扱うのは本店と一部の店舗です。

日本橋トピック♪めかじきの「め」は、大きな目

めかじきの「め」は、目のこと。世界大百科事典によると、その名はマカジキよりも大きな眼をしていることに由来するといわれ、漢字では「目梶木」とも書きます。同じ事典は、めかじきは脂肪が多いので、ふつうは焼き魚にされるとも説明しています。脂の乗った身を甘辛いたれで焼く弁松の照焼は、この魚に合った食べ方だといえそうです。

めかじきの照焼に関するよくある質問

めかじきの照焼だけを買うことはできますか?
弁松のお弁当一覧には、折詰とは別に「めかじき照焼」を一切れ単位で売る単品の欄があり、2026年9月時点で税込約680円です。単品の惣菜を売っているのは本店と一部の店舗に限られるため、出かける前に電話で確かめると確実です。
日本橋では、どこで弁松の折詰を買えますか?
本店(中央区日本橋室町一丁目・三越前駅から徒歩3分)と、日本橋三越本店の本館地下1階にある直営店のほか、髙島屋日本橋店などの百貨店やスーパーでも弁松の折詰を扱っています。店ごとに並ぶ折詰や営業時間は変わるため、事前に電話で確かめると確実です。

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