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日本橋七福神とは

日本橋七福神とは、東京都中央区の日本橋から人形町にかけて点在する神社をめぐり、七柱の福の神を参拝する七福神めぐりです。すべてが神社で、寺院をふくまないのが大きな特徴。狭いエリアに社が集まっているため、徒歩でも気軽にひとめぐりできます。とくにお正月は、福を願う参拝者で各社が賑わいます。

日本橋七福神の8社と担当する福の神の対応を示すグリッド図
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日本橋七福神の特徴

日本橋七福神の大きな魅力は、すべて神社で構成されていること。七福神めぐりは寺院と神社が入りまじることが多いなか、神社だけでそろうのは全国的にもめずらしいとされています。そぞろ歩きでもおよそ2時間ほどで回れる近さも、親しまれてきた理由でしょう。

元日から松の内にかけては特に賑わい、各社をめぐって色紙宝船に集印していく人の姿が見られます。短い時間で七つの福を授かれる手軽さが、年のはじめの楽しみとして根づいてきました。

七福神への信仰は、七つの福を招き七つの災いを除くという考えから、江戸の人々のあいだに広まりました。日本橋七福神も、そうした江戸の縁起かつぎの文化を今に伝えるめぐりのひとつ。各社で色紙や宝船に朱印を集めていくと、巡り終えるころには七福神がそろい、ちょっとした達成感も味わえます。

どの社が、どの福の神を担うのか

日本橋七福神をめぐる社と、それぞれが担う福の神は次のとおりです。

恵比寿さまを祀る社が2つ(椙森神社・寳田恵比寿神社)あり、弁財天も水天宮と小網神社の2社にまつられています。そのため、めぐる社は7つではなく8つにのぼるのが基本です。案内によっては、寳田恵比寿神社を除いて7社とする場合もあります。一般の七福神めぐりとくらべて寺院を一切ふくまない点が、日本橋七福神ならではの個性といえるでしょう。福が重なることをむしろ縁起よしと受けとめる、おおらかな信仰のかたちといえます。社名には難しい読みのものもあり、椙森(すぎのもり)神社や寳田(たからだ)恵比寿神社などは、読み方を知っておくと道をたずねるときにも役立つはずです。

巡り方と、楽しみ方

めぐる順番に決まりはなく、好きな社から始めてかまいません。人形町や蛎殻町小網町のあたりに社が集まっているので、町歩きとあわせて回るのがおすすめ。甘酒横丁での食べ歩きや老舗めぐりをはさみながら巡れば、半日ほどで七つの福と下町の風情を一度に味わえます。最寄りは人形町駅水天宮前駅茅場町駅三越前駅など。社の多くは人形町駅を中心とした徒歩圏にあり、駅から駅へ歩くだけで自然に何社かを巡れます。

各社でいただける専用の色紙や宝船に集印していくと、めぐった証が手元に残るのもうれしいところ。ただし、寳田恵比寿神社のように、普段は門を閉じ、正月やべったら市の時期に開く社もあるとされています。お参りの時期や時間は、出かける前に確かめておくと安心でしょう。集め終えた色紙を、額に入れて家に飾る人もいます。

Topicなぜ恵比寿さまが2社もあるの?

日本橋七福神には、恵比寿さまを祀る社が2つあります。椙森神社と寳田恵比寿神社です。恵比寿さまは、釣り竿と鯛を抱えた商売繁盛の神さま。日本橋は江戸時代から続く商人の町で、魚河岸や数々の老舗が軒を連ね、商いの神への信仰がとりわけ厚い土地でした。中央区観光協会も、恵比寿を祀る社が二つあることを、この七福神めぐりが親しまれる理由のひとつに挙げています。福の神が重なるほど商売の神を求めた、日本橋らしさのあらわれといえるでしょう。

日本橋七福神に関するよくある質問

日本橋七福神めぐりにお金はかかりますか?
各社の参拝そのものは無料です。専用の色紙や宝船、御朱印などの授与品を受けるときに、それぞれ初穂料がかかります。
そもそも「七福神」とはどんな神さまたちですか?
恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老神・布袋の七柱をいいます。商売繁盛や福徳、勝負ごと、長寿など、それぞれ授けるご利益が異なります。
お正月以外の時期でも巡れますか?
多くの社は通年で参拝できますが、寳田恵比寿神社のように特定の時期だけ門を開く社もあります。出かける前に、拝観できる日や時間を確かめておくと安心です。

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