茶ノ木神社とは
茶ノ木神社とは、東京都中央区日本橋人形町一丁目にある小さな神社で、日本橋七福神では布袋尊をまつります。御祭神は伏見稲荷系の倉稲魂大神(うかのみたまのおおかみ)で、町の人には「お茶ノ木様」の愛称で親しまれています。
名前の由来は、社を囲んだ茶の木
徳川時代、このあたりは下総佐倉藩の大老・堀田家の屋敷地。日本橋七福神の公式サイトによると、広さは約三千坪に及んだそうです。茶ノ木神社は、その屋敷の守護神としてまつられたのが始まりと伝えられます。
では、なぜ「茶ノ木」なのでしょう。社のまわりにめぐらされた土手の芝の上に、丸く刈り込んだ茶の木がぐるりと植え込まれ、芝と茶の木の緑が実に見事だったと伝えられています。その茶の木が、社の名になりました。関東大震災や地下鉄日比谷線の建設に伴う遷座・再建を経ながらも、社は地域の人々に守り継がれてきました。
日本橋七福神では「布袋尊」
茶ノ木神社が日本橋七福神の一社になったのは、布袋尊をまつった昭和60年(1985年)からです。ふだんおまつりしている神さまは稲荷ですが、七福神めぐりでは「茶ノ木神社の布袋尊」として参拝される、二つの顔を持つ社。日本橋七福神は、すべて神社で構成されているのが特徴です。
一年の行事は、1月の初詣に始まり、2月は茶ノ木神社の初午祭、5月は茶ノ木神社の献茶祭。3月の東京マラソンの日には、社で見物の人たちにお茶を振る舞います。名前にちなんだお茶のもてなしも、この社らしいところでしょう。
日本橋トピック♪火事を出さなかった、と伝わる「火伏せ」の社
茶ノ木神社の公式サイトによると、かつて屋敷の中でも、そのまわりでも、火災が起こらなかったといいます。そこから茶ノ木神社は、古くから「火伏せの神」としてあがめられてきました。日本橋七福神の公式サイトも、いまも防災・生産の神さまとして信仰を集めていると紹介しています。小さな社が町で大切にされてきた理由の一つです。
茶ノ木神社に関するよくある質問
- 茶ノ木神社の御朱印はどこで受けられますか?
- 茶ノ木神社の公式サイトでは、御朱印は神社横の社務所に用意していると案内されています。なお駐車場はなく、近隣のコインパーキングの利用が案内されています。
- 茶ノ木神社で七福神めぐりの色紙や宝船は受けられますか?
- 令和8年(2026年)正月の日本橋七福神めぐりの案内では、茶ノ木神社では授与品を頒布せず、「揃の色紙」「揃の宝船」は水天宮・小網神社・松島神社・椙森神社・笠間稲荷神社・末廣神社の6社で授与するとされました。

