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松島神社とは

松島神社とは、東京都中央区日本橋人形町にある神社で、日本橋七福神では福徳をもたらす大国神(大黒天)を祀ります。「大鳥神社」の別名を持ち、11月の酉の市では「人形町のおとりさま」として親しまれてきました。一つの社に14もの神さまを祀る、懐の深い社です。

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「松島」の名は、入り海に浮かぶ小島から

松島神社の始まりは古く、口伝では鎌倉時代の元享(1321年)より前とされています。宮城の松島とは関係がなく、名前の由来はこの土地そのものにあります。

今でこそビルの建ち並ぶ人形町ですが、その昔このあたりは入り海で、ぽつんと小島が浮かんでいました。下総国から移り住んだ柴田家の祖先が、その島の邸内にさまざまな神さまを祀ったのが社の起こり。島で夜ごとにともす燈火が、船を導く目印になったと伝わります。松の樹が鬱蒼と茂る島だったことから「松島」と呼ばれ、それが社名になりました。天正13年(1585年)には住民の願いで邸宅が開かれ、誰もが参拝できる社になっています。

大黒さまと「おとりさま」、二つの顔

日本橋七福神での松島神社は、米俵に乗り打ち出の小槌を持つ大黒さま。福徳や縁結びのご利益で知られる神さまです。椙森神社の恵比寿、末廣神社の毘沙門天と同じく、社ごとに担当が決まっているので取り違えにご注意を。

もう一つの顔が、別名「大鳥神社」としての姿。毎年11月の酉の市には熊手を求める人でにぎわい、「人形町のおとりさま」と呼ばれて親しまれてきました。七福神めぐりの大黒さまと、酉の市のおとりさま。同じ社が季節で違う表情を見せるのも、この神社の面白いところでしょう。

Topic一つの社に、神さまがなんと14柱

松島神社のご祭神は、伊邪那岐神をはじめ14柱にものぼります。大国主神や稲荷の神、学問の神である菅原道真、さらには「おかめさま」として知られる大宮能売神まで、実に幅広い顔ぶれ。これは、後にこのあたりが埋め立てられて武家屋敷が造られたころ、各地から移り住んだ人々が、それぞれの故郷の神さまをこの社にあわせて祀ってほしいと願ったためと伝わります。一社で商売も学問も縁結びもお願いできる、ご利益のデパートのような社というわけです。

松島神社に関するよくある質問

松島神社は一年でいつ頃がにぎわいますか?
正月の日本橋七福神めぐりと、11月の酉の市の時期です。普段は静かな社ですが、この二つの時期は熊手や参拝の人で活気づきます。
「松島」という名前は宮城の松島と関係がありますか?
関係ありません。昔このあたりが入り海で、松の茂る小島があったことに由来します。その島に祀られた社が松島神社の起こりと伝わります。
松島神社にはどんなご利益がありますか?
日本橋七福神の大国神として福徳や縁結びで知られるほか、大国主神や菅原道真など14柱を祀るため、商売・学問・縁結びなど幅広い願いに応える社とされます。

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