コレド室町とは
コレド室町とは、東京都中央区の日本橋室町にある、三井不動産が手がけた大型の商業施設群です。「コレド室町1」「コレド室町2」「コレド室町3」「コレド室町テラス」の四つからなり、日本橋三越本店のすぐ近く、福徳神社を囲むように建っています。江戸からの老舗と新しい店が同居する、日本橋再生計画の象徴的なスポットといえるでしょう。

正式名称:COREDO室町(三井不動産公式の英字表記)
日本橋再生計画から生まれた四つの施設
コレド室町が生まれた背景には、三井不動産が進める「日本橋再生計画」があります。「残しながら、蘇らせながら、創っていく」を掲げ、江戸以来の商業の街を今によみがえらせる試み。その流れの中で、2010年に開業したコレド室町1を皮切りに、施設が少しずつ増えていきました。
続く2014年3月にコレド室町2とコレド室町3が、2019年9月にはコレド室町テラスが加わり、現在の四施設がそろいました。これらは「日本橋室町東地区開発」として一体で計画され、建物だけでなく江戸桜通りや仲通りといった街路の整備までを含む、大がかりな再開発だったのです。一帯はもともと三井家ゆかりの土地。老舗の風情を残しながら新しい商業施設を重ねていくという考え方が、街並みのすみずみに行きわたっています。コレド室町2の地下には全国の名店が、コレド室町3には食や暮らしまわりの店が並ぶなど、棟ごとに表情が違うのも面白いところでしょう。
「コレド日本橋」とは別物です
いちばん間違えやすいのが、「コレド室町」と「コレド日本橋」の取り違え。名前は似ていますが、両者はまったく別の施設です。そもそも「コレド」は三井不動産が日本橋各地で展開するブランド名で、コレド日本橋は2004年に開業した最初のコレド。建っているのは室町ではなく、日本橋一丁目のほうでした。
そのコレド日本橋は、2026年10月15日に閉館する予定で、隣接地に建設中の「東京ミッドタウン日本橋」(2027年秋開業予定)へ受け継がれます。一方のコレド室町は四施設そろって営業を続けています。「室町」が付くほうが、福徳神社のまわりに広がる施設群、と覚えておくと迷いません。施設名のコレド室町と、町名の日本橋室町が別であることも、あわせて押さえておきたいところでしょう。
買い物、映画、お参りを一度に
コレド室町の楽しみ方は、買い物だけにとどまりません。コレド室町2には、日本橋で初めてのシネコン「TOHOシネマズ日本橋」が入り、全9スクリーンで映画を楽しめます。コレド室町テラスには、台湾発の人気書店「誠品生活日本橋」が日本で初めて出店しました。
施設の中心には福徳神社が鎮座し、参道にあたる「仲通り」は石畳や暖簾、行燈をモチーフにした和のデザインで整えられています。神社のかたわらには緑地「福徳の森」も生まれ、ビル街の中のささやかな休憩スポットになりました。買い物のあとに映画を見て、最後に神社へ手を合わせる。そんな過ごし方ができるのが、コレド室町ならではの魅力です。営業時間はショップが平日11時から20時、土日祝は10時から20時が目安(2026年6月時点・公式サイト確認)。
Topic「コレド」って、どういう意味?
「コレド(COREDO)」は、英語で「核」を意味するCOREと、「江戸」のEDOをつなげた造語です。日本橋は五街道の起点として、江戸の商業の中心地として栄えてきた街。三井不動産は、ここから始まる新しい日本橋が東京の商業の「核」になってほしい、という願いをこの名前に込めたとしています。2004年のコレド日本橋を出発点に、コレド室町など日本橋各地のコレドへと広がっていきました。
コレド室町に関するよくある質問
- コレド室町の最寄り駅はどこですか?
- 東京メトロ銀座線・半蔵門線の三越前駅が最も近く、地下通路で各施設に直結しています。JR総武快速線の新日本橋駅からも地下でつながっており、雨の日でも移動しやすい立地です。
- コレド室町の中にある福徳神社は、施設が新しく建てた神社ですか?
- いいえ、福徳神社は古くからこの地に祀られてきた神社です。コレド室町の再開発に合わせて社殿や緑地「福徳の森」が新たに整え直され、施設の中心に組み込まれました。
- コレド室町とコレド室町テラスは別々の場所にあるのですか?
- どちらも日本橋室町にありますが、テラスは2019年完成の日本橋室町三井タワーに入る別棟です。1・2・3とテラスを合わせて、福徳神社を囲むように広がっています。
