薬祖神社の祭り「薬祖神祭」2026|10月16日(金)開催・由来・参加方法・ご利益ガイド

こんにちは!とーんと♡日本橋編集部です。
「薬の神様」を祀る日本橋の薬祖神社(やくそじんじゃ)では、毎年10月に年に一度の大きなお祭り「薬祖神祭(やくそしんさい)」が行われます。
最初に大事な結論から。主催の東京薬事協会の公式発表によると、2026年(令和8年)の薬祖神祭は10月16日(金)開催です(2026年7月2日時点・公式サイト確認)。
「10月17日〜23日」という日付を見かけた方も多いと思いますが、こちらは薬祖神祭の日を初日とする啓発期間「薬と健康の週間」を指しており、祭りそのものの開催期間ではありません。
そこで、薬祖神社の祭りの開催日と時間、当日の回り方、御朱印事情、ご利益までを公式情報ベースでまとめました。
薬祖神社の祭り「薬祖神祭」2026年はいつ?開催日をまず確認
2026年の薬祖神祭は10月16日(金)開催
薬祖神社の例大祭「薬祖神祭」は、原則として毎年10月17日が大祭日と定められています。
ただし土曜・日曜に当たる年は日程が前後する決まりで、2026年は10月17日が土曜日のため、公式サイトに「令和8年の薬祖神祭は10月16日(金)に開催します」と明記されています(2026年7月2日時点・公式サイト確認)。
実は、過去には2016年のように10月14日開催となった年もあり、「毎年17日」と思い込んで出かけるのがありがちな失敗パターンです。出かける月に入ったら、東京薬事協会の祭り情報ページで日付をもう一度見ておくと安心でしょう。
出典:東京薬事協会「祭り情報」(2026年7月2日確認)
一般参拝は13時30分から18時まで
当日は神事が例年13時頃から関係者によって執り行われ、一般参拝は13時30分から18時までと公式に案内されています(2026年7月2日時点・公式サイト確認)。仕事帰りにも立ち寄れる時間設定が、オフィス街・日本橋本町のお祭りらしいところ。
ただ、2016年の開催時には無病息災を願う参詣客が長蛇の列を作ったと報じられており、夕方は混みやすい傾向があります。並ばずにお参りしたいなら、13時30分〜15時台の早めの時間帯を狙うのが現実的です。
2026年の薬祖神祭の要点
開催日は10月16日(金)で、10月17日ではありません。一般参拝は13:30〜18:00、会場は三越前駅そばの福徳の森です。
「くすりの日」と薬と健康の週間、薬祖神祭の違いを整理
調べていくと「くすりの日」「薬と健康の週間」「薬祖神祭」という似た言葉が並んで出てきて、どれが祭りの日なのか迷いやすいところです。実はこの3つ、それぞれ別のものを指しています。
3つの言葉の違い早見表
| 名称 | 日付 | どんな日か |
|---|---|---|
| 薬の日 (くすりの日) | 5月5日 | 西暦611年に推古天皇が薬狩りを催した故事にちなむ記念日 |
| 薬祖神祭 | 原則10月17日 (土日は前後) | 薬祖神社で年に一度行われる例大祭。2026年は10月16日(金) |
| 薬と健康の週間 | 毎年10月17日 〜23日 | 薬祖神祭の日を初日とする医薬品適正使用の啓発週間(1978年から) |
つまり、よく見かける「10月17日〜23日」は祭りの開催期間ではなく、大祭日を初日とした1週間の啓発期間です。
祭りそのものは1日だけの開催で、2026年に足を運ぶなら10月16日(金)になります。5月5日の「くすりの日」に薬祖神社へ行っても、お祭りは行われていないのでご注意を。

出典:厚生労働省「薬と健康の週間」(2026年7月2日確認)
薬祖神社の由来と祭神|日本橋本町が「くすりの街」と呼ばれる理由
祭神は医薬の祖・大己貴命と少彦名命
薬祖神社が祀るのは、『古事記』や『日本書紀』で医薬の祖とされる大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱です。
ご利益は無病健康・病気平癒とされ、薬業に携わる人々はもちろん、健康を願う一般の参拝者にも親しまれてきました。
明治41年から続く祭りと社殿の変遷
薬祖神祭の起源は明治41年(1908年)までさかのぼります。現在の東京薬事協会の前身にあたる同業組合が、上野の五條天神社から薬祖神の御霊を迎えて大祭を執り行ったのが始まりでした。
祭日は旧習では11月22日でしたが、昭和31年度(1956年)から10月17日に改められています。一方、大阪・道修町にも同じ薬祖神信仰の「神農祭」(11月22〜23日)があるものの、こちらは東京の薬祖神祭とは別のお祭りなので混同しないようにしましょう。
社殿は昭和4年(1929年)に協会事務所の屋上に建てられたのが初代で、1983年に二代目もビルの屋上へ。2016年9月28日に福徳の森へ三代目社殿が遷座し、誰でも気軽にお参りできる今の姿になりました。
日本橋本町は江戸時代に薬種問屋が集められて以来の「くすりの街」で、今も製薬会社が集まる街のシンボルとして薬祖神社が鎮座しています。ちなみに、古いブログ記事にある「ビルの屋上の神社」は遷座前の情報なので、場所を探すときは福徳の森を目指してください。
薬祖神社そのものの由緒やご利益は、薬祖神社(日本橋)の御利益と由来の解説記事で詳しく掘り下げています。

出典:東京薬事協会「薬祖神の由来」(2026年7月2日確認)
薬祖神社の祭り当日の回り方|時間帯・振る舞い・持ち物
失敗しない当日のタイムテーブル
初めて薬祖神社の祭りに行くなら、「御朱印を先に、参拝はその後」の順番で組むのが安全です。具体的には次の流れがおすすめ。
13時過ぎ:三越前駅A6出口から福徳の森へ。まず隣の福徳神社で御朱印(書き置き・約500円)を受ける
13時30分:一般参拝の開始に合わせて薬祖神社へ。手水で清めて二拝二拍手一拝
14時以降:振る舞いや福引が実施されていれば立ち寄り、提灯やお囃子の雰囲気を楽しむ
御朱印を先にする理由は、福徳神社の御朱印受付が公式で10時〜17時と案内されていても、行事日や混雑時には早めに締め切られることがあるため。振る舞いやお囃子を楽しんでいるうちに受付終了、という取りこぼしを防げます。

お汁粉・福引・奉納提灯は過去開催の実績から
過去の開催では、参拝者への御神酒やお汁粉の振る舞い、くじで「福」が当たると一般用医薬品入りの福袋がもらえる福引が行われてきました。会員名入りの奉納提灯が掲げられ、お囃子の音が響く福徳の森一帯は、ちょっとした縁日のような賑わいになります。
薬草を納めた縁起物の薬壺「神壷(しんこ)」が授与された年もありますが、主に会員・奉賛企業向けとみられ、実施内容は年によって変わります。2026年の当日プログラムは、開催が近づいたら東京薬事協会の公式サイトで最終確認してから出かけましょう。
当日の持ち物はこの4つがあれば十分です。
- 小銭(御朱印約500円とお賽銭用)
- 御朱印帳(書き置きを挟むだけでもOK)
- 歩きやすい靴
- 折りたたみ傘(会場は屋外の福徳の森)
同じ10月の日本橋では、江戸から続くべったら市も開かれます。秋の日本橋はお祭りが続くので、合わせて予定を組むと散策がぐっと楽しくなりますよ。
限定御朱印はある?薬祖神社と福徳神社の御朱印事情
結論から言うと、薬祖神社に社務所はなく、御朱印やお守りの頒布は通常行われていません。祭りに合わせた限定御朱印についても、2026年7月時点で公式の案内は確認できませんでした。
薬祖神社の境内で御朱印やお守りの授与所を探して待つのは避けましょう。社務所そのものがありません。
そこで、御朱印を受けたい方は隣に鎮座する福徳神社(芽吹稲荷)へ。授与所・御朱印受付は公式サイトで10時〜17時と案内されています(2026年7月3日時点・公式サイト確認)。
ただし混雑時や行事日は対応が早めに締め切られることもあり、過去には15時までと告知された時期もあったため、当日は早めに受けておくと安心です。初穂料は書き置きで約500円との参拝情報がありますが、公式サイトに金額の記載はないため、当日の授与所の掲示で確かめてください。

祭り当日の特別な授与の有無が気になる場合は、福徳神社公式サイトの告知を見るか、主催の東京薬事協会に問い合わせるのが確実です。福徳神社は宝くじやチケット運の祈願でも話題の神社で、福徳神社のパワースポットぶりを紹介した記事もあわせてご覧ください。
出典:福徳神社(芽吹稲荷)公式サイト(2026年7月2日確認)
薬祖神社のご利益と参拝作法・アクセス
ご利益は無病健康・病気平癒
薬祖神社のご利益は無病健康・病気平癒。医薬の祖神を祀ることから製薬関係者の参拝が目立ちますが、2016年の祭りでは無病息災を願う一般の参詣客が列を作ったと報じられており、どなたでも歓迎されるお祭りです。
参拝の作法は一般的な神社と同じで、手水で心身を清めてから二拝二拍手一拝を丁寧に。特別な準備はいりません。
しかも、薬祖神社は屋外の公開空地「福徳の森」に鎮座しているので、祭りの日以外も日中いつでも参拝しやすいのが嬉しいところです。
三越前駅から徒歩約1〜2分+くすりの街の回遊
アクセスは東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅A6出口から徒歩約1〜2分、JR総武快速線「新日本橋」駅から徒歩約3分。専用駐車場はないため、公共交通で向かいましょう。

迷いやすい人へ
福徳神社の鳥居側から入ったら、社殿の奥(森側)へ進んでください。薬祖神社は福徳神社の隣に並んで鎮座しています。
時間に余裕があれば、徒歩数分の場所にある製薬会社・第一三共のくすりミュージアム(入館無料・月曜休館。月曜が祝日や振替休日の場合は開館し翌日休館)で「くすりの街」の物語を補強するのも良いコースです。
公式サイトからの事前予約制で一般予約は28日前から受付のため、祭りに合わせるなら9月中旬の予約が目安になります(2026年7月3日時点・公式サイト確認)。開館枠や予約方法は変わることがあるので、訪問前に公式サイトの最新案内をどうぞ。
館内の見どころや所要時間は、日本橋くすりミュージアムの魅力レポートにまとめています。
出典:くすりミュージアム公式サイト(2026年7月2日確認)
よくある質問
Q. 2026年の薬祖神社の祭り(薬祖神祭)はいつ開催されますか?
A. 主催の東京薬事協会の公式発表によると、2026年(令和8年)の薬祖神祭は10月16日(金)に開催されます(2026年7月2日時点・公式サイト確認)。大祭日は原則10月17日ですが、土日に当たる年は日程が前後します。
Q. 薬祖神祭は何時に行けばいいですか?
A. 薬祖神祭の一般参拝は13時30分から18時までです(2026年7月2日時点・公式サイト確認)。夕方は混みやすい傾向があるため、13時30分〜15時台の早めの訪問が動きやすいでしょう。
Q. 薬祖神社に限定御朱印はありますか?
A. 薬祖神社には社務所がなく、御朱印の授与は通常行われていません。祭り限定御朱印も2026年7月時点で公式に確認できませんでした。御朱印は隣の福徳神社(書き置き・約500円)で受けられます。
Q. 薬祖神社はどこにあり、アクセスはどうすればいいですか?
A. 薬祖神社は東京都中央区日本橋室町2-5-8の「福徳の森」に鎮座しています。東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅A6出口から徒歩約1〜2分、JR総武快速線「新日本橋」駅から徒歩約3分です。
Q. 薬祖神社のご利益は何ですか?
A. 薬祖神社のご利益は無病健康と病気平癒です。『古事記』『日本書紀』で医薬の祖とされる大己貴命と少彦名命の二柱を祀っています。
Q. 「くすりの日」と薬祖神社の祭りは同じものですか?
A. 別のものです。記念日「薬の日(くすりの日)」は5月5日、薬祖神祭は原則10月17日に行われる年に一度の例大祭。その大祭日を初日とする10月17日〜23日が「薬と健康の週間」にあたります。
まとめ|秋の日本橋で健康を祈る半日を

薬祖神社の祭り(薬祖神祭)とは、医薬の祖神を祀る日本橋の薬祖神社で原則10月17日(土日は前後)に行われる年に一度の例大祭である。この一文だけ覚えておけば、日付の混乱はもう起きません。
2026年の開催は10月16日(金)、一般参拝は13時30分から18時まで。先に福徳神社で御朱印、その後に薬祖神社で参拝の順路なら、初めてでも迷わず回れます。
同じ福徳の森では秋に老舗の逸品が集まる催しも開かれるので、老舗フェスティバル2026秋のガイドと合わせて、秋の日本橋散策を計画してみてください。
