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日本橋本町とは

日本橋本町とは、東京都中央区にある町名で、江戸時代の初めに徳川家康が最初に町割りを行ったとされる、江戸のまちづくりの出発点にあたる場所です。古くから薬の問屋が集まる「くすりの街」として知られ、今も大手製薬会社の本社が建ち並びます。読みは「ほんちょう」で、大阪の本町(ほんまち)とは読み方が違う点に注意したいところ。

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「本町」という名前と、江戸の中心だった頃

中央区の説明によると、本町は徳川家康が江戸ではじめて地割(町の区画割り)を行った地で、江戸または日本橋の中心的な地域だったことから名づけられたとされています。いわば、江戸の街がここから広がっていったスタート地点のような場所でした。

家康は職業ごとに住む場所を割り当てる町づくりを進め、本町のあたりには薬を扱う商人(薬種商)が集められました。こうして本町は関東の薬の取引の中心として栄えていきます。

今も続く「くすりの街」としての顔

江戸の薬種問屋は、明治以降に近代的な製薬会社へと姿を変えました。その流れを受けて、日本橋本町には現在も武田薬品工業・アステラス製薬・第一三共といった大手製薬会社の本社や東京本社が集まっています。第一三共の本社内には、くすりの仕組みを楽しく学べる「第一三共くすりミュージアム」もあります。

400年以上前に家康が決めた街の性格が、形を変えながら今も受け継がれている。本町はそんな歴史の連続性を感じられる町です。

本石町・室町との違い、大阪の本町との違い

本町のすぐ隣には、読みのよく似た本石町(ほんごくちょう)や、商業の中心として知られる室町があります。どれも「日本橋◯◯」と続く別々の町なので、ひとくくりにしないよう気をつけたいところ。また、大阪にも本町(ほんまち)という町がありますが、こちらの本町(ほんちょう)とは別の場所で、読み方も違います。

Topic本町に鎮座する「べったら市」の神社

日本橋本町3丁目には、宝田恵比寿神社が鎮座しています。毎年10月19日と20日には、周辺で江戸時代から続く「べったら市」が開かれ、浅漬け大根の「べったら漬け」を売る露店でにぎわう秋の風物詩。若者が漬物を振り回しながら「べったらだ、べったらだ」と参詣の女性をからかったのが名の由来と伝えられています。薬の問屋街として知られる本町の、もう一つの顔といえるでしょう。

日本橋本町に関するよくある質問

日本橋本町は「ほんちょう」と「ほんまち」どちらと読みますか?
「ほんちょう」と読みます。大阪などにある本町(ほんまち)とは読み方が異なるので注意が必要です。
なぜ大手の製薬会社が日本橋本町に集まっているのですか?
江戸時代に薬種商(薬の問屋)が集められた「薬の街」だった流れを受け継いでいるためです。明治以降に薬種問屋が近代製薬会社へと発展し、今も武田薬品やアステラス製薬、第一三共などの本社や東京本社が置かれています。
日本橋本町と日本橋本石町は同じ町ですか?
いいえ、別の町です。読みも本町は「ほんちょう」、本石町は「ほんごくちょう」と異なります。どちらも日本橋エリアの隣り合う町名です。

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