


2022.11.25
【薬の神様】薬祖神社(東京日本橋)とは|御利益や由来を紹介!
薬祖神社は、東京日本橋にある社です。
(読みは「やくそ」です)
薬の神様が祀られており、健康への御利益があります。
近頃、日本橋の美味しいものを食べすぎて健康面が不安なので、実際に行ってきました!
この記事では、薬祖神社の御利益や由来、アクセス、薬の神様についてご紹介します。
小さい神社で分かりづらい場所にあるため、近くを通ったことがある方でも見逃しているかも…?
東京日本橋の薬祖神社とは
薬祖神社は、薬の神様が祀られている社です。
ビル群に囲まれた東京日本橋・福徳の森に鎮座しています。
福徳の森には他にも「福徳神社」があり、多くの方が薬祖神社と併せて参拝していました!
朱色の大きな鳥居が目立つ福徳神社に対して、薬祖神社は奥まった場所にひっそりと佇んでいます。
▼ひっそりと佇む薬祖神社

年に1回、10月17日に無病息災をお祈りする祭り「薬祖神祭」が行われていましたが、近年は中止となっているようです。(2022年11月時点の情報です)
薬祖神社の御利益や由来
薬祖神社の御利益は「無病健康」と「病気平癒」です。
無病健康(むびょうけんこう):病気がなく、元気であること
病気平癒(びょうきへいゆ):病気が無事に治ること
薬の神様が祀られているだけあって、健康への御利益が期待できますね。
せっかくなのでお守りを受けたかったのですが、薬祖神社には御朱印やお守りはありませんでした…!
心を込めて神様にご挨拶をして、御利益をいただきましょう。
▼薬祖神社のご由緒

薬祖神社の由来は、江戸時代に遡ります。
薬祖神社がある日本橋室町に隣接する「日本橋本町」は、江戸時代から薬に関する商人が多く住んでおり「薬の町」と呼ばれてきました。
今でも、アステラス製薬株式会社や第一三共株式会社など、多くの製薬会社があります。
CMでよく見かける大企業ですね。
製薬業界の方々は、江戸時代から薬の神様を崇めてきました。
薬祖神社の囲いを見ると、多くの製薬会社の名前が刻まれています。
▼薬祖神社の囲い

薬の町・日本橋本町の商人から崇められてきた薬祖神社。
なぜ日本橋室町にあるのでしょうか?
実は薬祖神社は元々、日本橋本町にあるビルの屋上に鎮座していました。
日本橋室町に移転したのは2016年のこと。
日本橋室町に誕生した福徳の森を「地域の歴史と伝統を再現する場」とするために誘致され、移転したそうです。
薬祖神社の場所
薬祖神社の住所はこちらです。
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2丁目5−8
電車でのアクセスは抜群です。
東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅 A6出口より徒歩2分
JR総武快速線 新日本橋駅 5番出口より徒歩3分
駐車場は無いため、車の場合は近隣の駐車場を探しましょう。
▼薬祖神社の周辺地図

薬祖神社「薬の神様」とは
薬祖神社に祀られている「薬の神様」は、以下のとおりです。
大己貴命(おおなむじのみこと)
慈悲深く、さまざまな徳を授ける神様です。
大国様(だいこくさま)とも呼ばれます。
少彦名命(すくなひこなのみこと)
人々を病気から救う神様です。
その身体は小さく、一寸法師のモデルになったとも言われています。
2神は行動を共にして、薬や医療を教えながら国造りに力を尽くしました。
健康以外にも御利益がありそうですね!
京都府にも大己貴命と少彦名命を祀った「薬祖神祠」があり、広く崇められていることが分かります。
薬祖神社まとめ
大都会にひっそりと佇む薬祖神社は、薬の神様の大きなパワーを秘めていました。
江戸時代から崇められている神様を拝みに、薬祖神社に足を運んでみてはいかがでしょうか?
薬祖神社で健康を祈願して、日本橋の美味しいスイーツやご飯を楽しみましょう!
薬祖神社の隣には「感動するほど美味しい」と評判のフルーツジュースを楽しめる「茶屋 水戯庵」があります。
日本橋の「茶屋 水戯庵」のアクセスや評判【メニューがおしゃれ!】という記事もありますので、ぜひ併せてご覧ください!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!