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用語 街・地名

大伝馬本町通りとは

大伝馬本町通りとは、日本橋本町三丁目から日本橋大伝馬町へ東西に延びる、中央区の愛称道路です。江戸時代に「奥州への街道筋」だった本町通の東側にあたり、木綿問屋が集まった大伝馬町を通ります。愛称は平成5年(1993年)度に付けられました。

伝馬の町、木綿の町

『日本歴史地名大系』によると、江戸城の拡張にともなって、街道の人馬の継立てを担う伝馬役所が城の外へ移されたとき、その一つが奥州への街道筋だった本町の通り沿いに土地を与えられ、大伝馬町になりました。もう一つは京橋の南伝馬町。江戸時代の大伝馬町一丁目は、今の日本橋本町二〜三丁目にあたります。

その大伝馬町は、木綿問屋が多く「木綿店(もめんだな)」とも呼ばれた町でした。平凡社『世界大百科事典』は、伊勢に本店や本家を持つ木綿問屋が大伝馬町に集まって「大伝馬町組」という仲間をつくり、呉服や両替を営む伊勢の商人は本町に店を構えることが多かったと説明しています。

本町通り・横山町大通りとの関係

本町通り、大伝馬本町通り、横山町大通り。似た名前が並んで、どれがどの道か迷うかもしれません。西の本町通り、東の横山町大通りも、江戸の本町から東へ延びた道の上にある愛称道路。昔の一本の道筋を、区間ごとに別の愛称で呼び分けていると考えるとすっきりします。10月19日・20日のべったら市も、寶田恵比寿神社を中心とする日本橋大伝馬町・日本橋本町界隈で開かれます。この通りが結ぶ二つの町が、まさに市の舞台です。

日本橋トピック♪伝馬の仕事は、月の前半と後半で交代

大伝馬町と南伝馬町は、あわせて「両伝馬町」と呼ばれ、五街道へ向かう荷物や人のために馬を継ぎ立てていました。『日本歴史地名大系』によると、その受け持ちは大伝馬町が月の上旬(1日〜15日)、南伝馬町が月の下旬。決まった期間以外は、賃銭を取って馬を出す仕事を勤めたといいます。この通り沿いの町は、半月ごとに江戸の街道輸送の出発点を担っていたのです。

大伝馬本町通りに関するよくある質問

大伝馬本町通りの区間はどこからどこまでですか?
中央区の道路愛称名の一覧では、起点が日本橋本町三丁目6番先、終点が日本橋大伝馬町16番先で、歩道のある道です。
「大伝馬」とは何を意味しますか?
江戸時代、街道の人馬の継立てを担う伝馬役の人々が住んだことから付いた町の名です。大伝馬町は、江戸から五街道へ向かう人足や馬を差し出す道中伝馬役を負っていました。

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