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日本橋室町・日本橋本石町・日本橋本町周辺地区街並み景観ガイドラインとは

日本橋室町・日本橋本石町・日本橋本町周辺地区街並み景観ガイドラインとは、歴史ある建物や通りの個性を受け継ぎながら、歩いて楽しい街並みをつくるための地域ルールです。東京都の街並み景観づくり制度に基づき、地域の協議会が建築行為などの事前協議で運用します。

通りごとに、目指す景色が違う

対象は日本橋室町一〜三丁目、日本橋本石町一・二丁目、日本橋本町二丁目の各一部、約8.0haです。中央通りでは歴史的建造物と調和する風格、日銀通りでは歴史性と潤い、仲通りでは人の目線に近い賑わい、江戸桜通りでは桜並木の魅力。通りごとに目指す景色が書き分けられています

たとえば中央通りの方針にある「歴史的建造物と調和した基壇部の連続」とは、新しい高層ビルを建てるときも、足元の低層部分は隣の古い建物と高さや構えをそろえるという意味です。同じ色や形を地区全体へ一律に当てはめるのではなく、通りが積み重ねてきた役割を読み分けて、建物の足元や歩行空間をつなぐ考え方でしょう。本町通りむろまち小路按針通りにも、それぞれ異なる方針が置かれました。

街並み編と川沿い編の二つで読む

街路別の「街並み編」に加え、「川沿い編」では川から街へ賑わいを広げ、駅・街・川を歩行者動線で結び、水辺のプロムナードや広場をつくる考え方を示しています。地上の道路だけでなく、中央通り下地下歩道とサイン計画も対象です。

東京都の承認一覧に載る現行の概要書は2026年9月10日告示のものです。同じ名前のガイドラインの承認は2014年8月29日にも公表されており、当時の概要書と読み比べると、通りごとの方針は同じ文言のまま、協議会の代表者名が変わっています。なお、街並み景観重点地区 日本橋室町・日本橋本石町・日本橋本町周辺地区は約14.3ha。ガイドライン対象の約8.0haより広いため、三つの町名が入る区域すべてに同じルールがかかる、と考えないよう注意しましょう。

日本橋トピック♪地下歩道も「街並み」の一部

公式概要書は、中央通り下地下歩道を街並み編の独立した項目に挙げています。掲げる目標は「地上地下の歩行者ネットワークに配慮した賑わいある地下空間の形成」で、方針は日本橋らしい色彩や素材を採り入れること。街の表情は建物の外壁だけで決まらない、という発想がよく表れています。

日本橋室町・日本橋本石町・日本橋本町周辺地区街並み景観ガイドラインに関するよくある質問

重点地区の約14.3haすべてがガイドライン対象ですか?
すべてではありません。公式図では重点地区が約14.3ha、ガイドライン対象区域が約8.0haとして別々に示されています。
中央通りと仲通りでは同じ景観方針が使われますか?
同じではありません。中央通りは歴史と賑わいが続く風格、仲通りは人の目線に近い賑わいを重視するなど、通りの性格に応じて方針が分けられています。

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