按針通りとは
按針通りとは、中央区が日本橋室町一丁目6番から日本橋本町一丁目1番までに設定している道路愛称名です。中央区の一覧では歩道のない通りとして示されています。
室町と本町の境を読む目印
中央区が示す読みは「アンジンドオリ」で、平成元年度に設定されました。住所や交差点だけでは説明しにくい道を見分ける、街歩きの目印。
起点は日本橋室町一丁目、終点は日本橋本町一丁目にあります。二つの町をまたぐ短い道の補助線として見れば、日本橋室町と日本橋本町の位置関係をつかみやすいでしょう。
通り名を住所と組み合わせるのが、場所を伝えるときの実用的な使い方です。
三浦按針遺跡とつながる通り
中央区の文化財解説では、江戸時代から1932年まで、現在の按針通りに沿ってウィリアム・アダムスの居宅にちなむ町名が使われていました。道の両側に家々が並ぶ両側町で、日本橋室町一丁目と日本橋本町一丁目の各一部に当たるとの推定です。
現在の通りと江戸時代の町を同じものと考えるのではなく、道に沿って旧町域の記憶が残っていると捉えるのが正確でしょう。三浦按針遺跡と合わせて見れば、現代の街路と歴史の重なりが見えてきます。
日本橋トピック♪「按針」は船を導く役割を表す言葉
中央区の解説によると、ウィリアム・アダムスの日本名「三浦按針」は、領地の三浦と、舵手を意味する「按針」に由来します。通り名の漢字から、航海者としての役割までたどれるのが面白い点です。
按針通りに関するよくある質問
- 按針通りと三浦按針遺跡はどのような関係ですか?
- 中央区は、三浦按針遺跡が現在の按針通りに沿っていた旧町域の一角に当たると解説しています。通りは現代の道路愛称名、遺跡はウィリアム・アダムスの居宅に関わる歴史上の場所です。
- 三浦按針の屋敷跡付近に記念碑はありますか?
- 中央区は、屋敷跡付近にウィリアム・アダムスの功績を刻んだ記念碑があると解説しています。昭和5年に建てられた石碑を戦後に再建したものです。
