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大伝馬本町通りとは

大伝馬本町通りとは、日本橋本町三丁目から大伝馬町へと続く通りで、江戸時代の日光街道・奥州街道の表通り(本町筋)にあたる道です。木綿問屋が軒を連ね、秋には「べったら市」でにぎわう通りとして親しまれています。

江戸を代表した木綿問屋の通り

この通りは、常盤橋門から浅草方面へ抜ける奥州街道・日光街道の表通りでした。沿道には木綿や布地を扱う問屋がびっしりと並び、「木綿店(もめんだな)」と呼ばれてにぎわったそうです。今でいえば、全国の布が集まる一大卸売り街といったところでしょうか。

名前は、通り抜ける二つの町、本町と大伝馬町を合わせたもの。中央区の愛称道路として正式に名づけられたのは平成5年(1993年)度のことです。

秋の風物詩「べったら市」の舞台

大伝馬本町通りの秋といえば、べったら市宝田恵比寿神社のえびす講にあわせ、毎年10月19日・20日に開かれる市で、甘い浅漬け大根のべったら漬を売る露店が通りを埋めます。木綿でにぎわった商いの通りが、季節の市でふたたび人波であふれる。その光景に、商人の町らしさが今も息づいています。

日本橋トピック♪木綿店を席巻した「伊勢の商人」たち

江戸時代、この通り沿いの木綿問屋は74軒のうち6割以上が伊勢国(今の三重県)の店だったと伝わります。なかでも松坂出身の商人が目立ち、「大伝馬町の一丁目はみな伊勢店」と言われたほど。遠い伊勢から江戸へ出てきた商人が、布の商いでこの通りを彩っていたのですね。三重の人にとっては、ちょっと誇らしい江戸の一角かもしれません。

大伝馬本町通りに関するよくある質問

大伝馬本町通りと本町通りはどう違いますか?
どちらも江戸の本町筋(旧日光・奥州街道)で、もとは一続きの街道です。本町通りが本石町・本町側、大伝馬本町通りが本町三丁目から大伝馬町側にあたります。
大伝馬本町通りの「大伝馬」とは何を意味しますか?
江戸時代、公用の荷物や人を運ぶ「伝馬役」を担った大伝馬町に由来します。馬込勘解由が慶長11年(1606年)にこの地へ移り、伝馬の役所を置いたことに始まるとされます。

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