アートアクアリウムとは
アートアクアリウムとは、金魚を主役に、光や映像、音を組み合わせて見せる水中アートの展覧会です。長く日本橋を中心に開かれ、幻想的な水槽が夏の風物詩として人気を集めました。2022年(令和4年)に常設の拠点を銀座へ移し、いまは「アートアクアリウム美術館GINZA」として銀座で楽しめます。
日本橋で育ち、銀座へ移った
アートアクアリウムが始まったのは2007年(平成19年)のこと。以来、日本橋を主な舞台として、夏ごとに多くの人を惹きつけてきました。2020年(令和2年)8月には、日本橋本町の独立した専用施設に常設館「アートアクアリウム美術館」が開館します。
ところが、この日本橋の美術館は2021年(令和3年)9月に閉館し、リニューアル移転の道を選びます。そして2022年(令和4年)5月、新たな拠点「アートアクアリウム美術館GINZA」が銀座三越に開きました。現在の常設会場は日本橋ではなく銀座です。日本橋で見たいと思ったら、まず最新の開催情報を確かめるのが安心でしょう。
金魚が「泳ぐ芸術」になる
展示の主役は、身近な生きものである金魚です。大小さまざまな水槽に光や映像、音、ときに香りまでを重ね、まるで一匹一匹が作品であるかのように見せていきます。総合プロデューサー木村英智さんが手がける独特の世界は、魚をただ観察する水族館とはまるで別物。
同じ金魚でも、光の当て方ひとつで涼やかにも、艶やかにも見えてきます。見る人それぞれに違う表情を感じさせるのが、この展示の不思議な魅力かもしれません。
Topicなぜ「水族館」ではなく「美術館」なの?
アートアクアリウムが掲げるのは「生命の宿る美術館」という考え方です。生きた金魚を展示する施設ですが、目的は生態の解説ではなく、命そのものを美しく見せること。だから水族館ではなく、あえて美術館と名乗っています。江戸以来、商いと文化が交わってきた日本橋の街で育ったこの催しは、見慣れた金魚を芸術へと変えて、訪れた人を何度も驚かせてきました。身近な生きものの見え方が、場所と光で一変する。その発見こそ、この展示がくれる一番のおみやげなのでしょう。
アートアクアリウムに関するよくある質問
- アートアクアリウムは、いま日本橋で見られますか?
- 現在の常設会場は銀座(アートアクアリウム美術館GINZA)です。2007年から長く日本橋で開かれていましたが、2022年に銀座へ移転しました。日本橋での特別開催の有無は、公式サイトで最新情報を確認するのが確実です。
- ふつうの水族館とは何が違うのですか?
- 生態の解説より、金魚そのものを美しく見せることを目的にしている点が大きく違います。光や映像、音で演出された水槽は、生きものの展示というより一つの美術作品に近い体験です。
