下町連合渡御日本橋髙島屋表敬訪問とは
下町連合渡御日本橋髙島屋表敬訪問とは、山王祭の下町連合渡御で、日本橋の上で向きを変えた神輿のうちいくつかが、中央通りを戻って日本橋髙島屋を訪れ、店の人たちとあいさつを交わす場面です。表敬訪問は、敬意を表すために訪ねることを指します。道路元標での差し上げのあとに行われる、渡御の最後の場面にあたります。
2026年は店内へ入った神輿も
中央区観光協会の案内では、2026年6月14日(日)は13時30分に日本橋へ到着し、14時に「いくつかの神輿が髙島屋へ表敬訪問」という順番でした。訪ねる先は、日本橋二丁目の中央通りに面した日本橋髙島屋S.C.本館で、国の重要文化財に指定されている建物です。
この日の渡御を見学した中央区観光協会特派員ブログの記録によると、最後にいくつかの神輿が髙島屋にあいさつし、店内まで入った神輿もありました。店内の正面には、神輿を迎える飾りが用意されていたといいます。
迎え方は回によって違う
2022年は感染症流行の事情を考えて山車2台での巡行となり、町会の神輿の一つは山車の上に載せて運ばれました。同じ年の記録では、髙島屋の前で店の人たちが出迎え、例年なら神輿を差し上げるところを、この年は山車の上からあいさつしたと書かれています。店内には、2つの町会の神輿と半纏が展示されていました。何基が訪ねるか、店の前で差し上げるか店内へ入るかは回によって変わるため、本祭の年(西暦の偶数年)の6月の案内で確かめてください。
日本橋トピック♪「お買い物は~」「たかしまやー」
2026年の見学記録には、店内に入った神輿の前で店長が「お買い物は~」と呼びかけると、担ぎ手や集まった人たちが「たかしまやー」と返した場面が書かれています。続く「お中元は~」にも、返ってきたのは「たかしまやー」。記録はこの掛け合いを、商人の街・下町の活気を象徴する場面と表しています。神輿を迎える店の側も、祭りの声の輪に加わっているのです。

