用語 街・地名

日本橋村松町とは

日本橋村松町とは、今の東日本橋一丁目のあたりにあった旧町名です。江戸時代にこの土地を開いた名主、村松源六の姓にちなんで名づけられたとされています。読みは「むらまつちょう」。昭和46年(1971年)の住居表示で、町名としては地図から姿を消しました。

今は東日本橋の一部

村松町は、両国橋にほど近い問屋街の一角にあった古い町です。住居表示(住所を分かりやすく整理するしくみ)が昭和46年(1971年)に行われ、若松町矢ノ倉町米沢町などとともに日本橋一丁目へまとめられます。「村松町」は今の正式な住所には出てこないので、古い地図や町会の名に名残を探すしかありません。

日本橋トピック♪隣の「久松町」は、村松町から生まれた町だった

すぐ近くの久松町は、元和3年(1617年)に村松町から分かれて一つの町になったと伝わります。つまり村松町は、自分の名は残せなかったものの、隣の町が生まれるもとにもなっていたのでしょう。日本橋には「松」のつく町名がいくつも連なり、それぞれにこうした成り立ちの物語が隠れています。

日本橋村松町に関するよくある質問

村松町と若松町は関係がありますか?
あります。若松町は村松町から分かれてできた町で、「村松」に対して「若松」と名づけられたと伝わります。どちらも今は東日本橋に含まれます。
「村松町」はなんと読みますか?
「むらまつちょう」と読みます。日本橋には村松・若松・小舟など響きの似た旧町名が多いので、混同しないよう気をつけたいところです。