日本橋・京橋まつりとは

日本橋・京橋まつりとは、東京都中央区の日本橋・京橋エリアで毎年秋に開かれる催しです。京橋から日本橋室町までの中央通りを舞台に、総勢約2,000名が練り歩く「大江戸活粋(かっき)パレード」が目玉。地元や官公署の団体に加え、全国各地の祭りや踊りが集まって演舞を披露する、日本橋の秋を彩る祭りとして親しまれています。

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国道の完成記念から始まった祭り

祭りの始まりは昭和47年(1972年)。街路灯などを含む国道の完成を記念して、鼓笛隊やぬいぐるみ、大名行列などのパレードが行われました。これが好評だったことから、翌昭和48年(1973年)を第1回として正式にスタートします。最初の年は試しの開催という位置づけで、回数には数えていません。

現在は毎年10月、中央区が秋に行う中央区観光商業まつり」の協賛事業として開かれています。開催は秋の日曜が基本で、年によっては11月初旬にずれ込むこともあります。その年の回次や開催日は、日本橋・京橋まつりの公式サイトで告知されるため、お出かけ前にご確認ください。

大江戸活粋パレードと諸国往来市

祭りの中心となる大江戸活粋パレードは、大きく2部に分かれています。前半の「オープニングパレード」は、日本橋・京橋の地元団体や官公署の関係団体が中央通りを行進する部分。後半の「諸国往来パレード」では、徳島の阿波おどりや沖縄のエイサーなど、全国各地から集まった祭りや踊りが次々と演舞を披露します。

あわせて諸国往来市も開かれ、全国各地の名産品がずらりと並ぶ物産市になっています。「諸国往来」という名前には、五街道の起点として全国とつながってきた日本橋らしさが込められているといえるでしょう。パレードを眺めながら各地の味を楽しめるのが、この祭りの魅力です。

似た名前のイベントとの違い

中央区では秋以外にも区内のイベントが多く、名前が紛らわしいことがあります。たとえばに行われる名橋「日本橋」をめぐる催しや、京橋エリア単独の催事とは別物です。日本橋・京橋まつりは秋(主に10月)の、中央通りを使ったパレード型の祭りだと覚えておくと区別しやすくなります。会場の「日本橋」は東京都中央区のもので、大阪の日本橋(にっぽんばし)とは関係ありません。

Topicなぜ全国の祭りが日本橋に集まるの?

諸国往来パレードや諸国往来市の「諸国往来」という言葉は、ただの飾りではありません。日本橋は江戸時代、五街道の起点であり、全国へ人や物が出発していく場所であると同時に、全国から集まってくる終点でもありました。その「全国とつながる場所」という歴史を今に重ねて、阿波おどりやエイサーなど各地の祭りが日本橋に集い、名産品も並ぶ構成になっているのです。秋の中央通りで全国の踊りを一度に見られるのは、こうした日本橋の成り立ちがあってこそといえます。

日本橋・京橋まつりに関するよくある質問

第1回はいつですか。始まった年とずれているのはなぜですか。
1972年(昭和47年)に国道完成記念のパレードが試しに開かれ、好評だったため翌1973年(昭和48年)を第1回として正式に始めたためです。最初の試行の年は回数に数えていません。
今でも大名行列が見られますか。
大名行列は1972年の最初のパレードに登場した出し物として公式に記録されています。現在の大江戸活粋パレードは地元・官公署のオープニングパレードと全国の祭り・踊りによる諸国往来パレードが中心で、出演内容は年により異なります。
見物に料金はかかりますか。
中央通りでのパレードや諸国往来市の見物自体は誰でも自由に楽しめます。諸国往来市で名産品を買う場合は商品ごとの代金がかかります。
会場はどのあたりですか。
中央通りの京橋から日本橋室町までが主な会場です。地下鉄の日本橋駅や三越前駅、京橋駅などからアクセスでき、沿道で演舞を見物できます。

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