榮太樓飴とは
榮太樓飴とは、江戸時代から続く日本橋の和菓子店「榮太樓總本鋪」がつくる飴の総称です。なかでも、三角の形をした紅い「梅ぼ志飴」がその原型。
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榮太樓飴の原点は「梅ぼ志飴」
そもそも梅ぼ志飴とは、どんな飴なのでしょう。もともと高価だった有平糖(あるへいとう)を、もっと手軽に楽しめるようにとの工夫から生まれたとされます。棒状に伸ばした紅い飴を鋏で切り、その切り口を指でつまむと、三角の形になります。
その姿が酸っぱい梅干しに似ていると見立て、洒落好きの江戸っ子が名付けたのが「梅ぼ志飴」の由来とされる説です。名前に「梅」とありますが、梅そのものは入っていません。
江戸の製法と、今のラインナップ
榮太樓では、ザラメとさつま芋から作る水飴を、高い熱の直火で煮詰める江戸からの製法を守り続けています。職人が頃合いを見て鍋からおろし、ひとつひとつ手で形づくる手仕事です。
今では梅ぼ志飴のほかに、黒飴や抹茶飴、紅茶飴などが並びます。さらに平成に入って、のど飴や果汁飴といった新しい仲間も加わりました。果汁飴は無香料・無着色でつくられた、平成生まれの一品。江戸の味を守りながら、時代に合わせた飴も少しずつ増えてきました。
Topic三角の飴なのに、角が丸いのはなぜ?
榮太樓飴の代表、梅ぼ志飴は三角の形をしています。けれどよく見ると、その角はすこし丸めてあるのです。これは口の中を傷つけないため、そして欠けにくくするための工夫だと伝わります。江戸から続く飴づくりに、食べる人への小さな心配りが今も残っています。
榮太樓飴に関するよくある質問
- 梅ぼ志飴に梅は入っているのですか?
- 入っていません。三角に切った紅い飴の形が酸っぱい梅干しに似ていることから、江戸っ子が見立てて名づけたとされる呼び名です。
- 榮太樓飴にはどんな種類がありますか?
- 原型の梅ぼ志飴のほか、黒飴・抹茶飴・紅茶飴などがあります。平成に入ってからは、のど飴や無香料無着色の果汁飴も加わりました。
- 梅ぼ志飴はどんな味わいですか?
- ほんのり甘く、後味すっきりとした素朴な飴です。とがった甘さではないので、ひと粒ずつゆっくりと口の中で楽しめます。
