甘酒横丁とは
甘酒横丁とは、東京都中央区の日本橋人形町にある、老舗や名店が連なる横丁です。人形町通りと接する甘酒横丁交差点を起点に、明治座のある浜町方面へと続く、長さおよそ400メートルの道。下町の食べ歩きや散策が楽しめる、人形町を代表するスポットのひとつです。
目次
戦災を免れた、下町情緒の残る一本
甘酒横丁の魅力は、昔ながらの下町の空気がそのまま残っていること。第二次世界大戦の戦災を免れたこともあって、和菓子やたい焼き、惣菜、甘酒など、手仕事の味を守る店が今も軒を連ねています。観光地として整えられすぎていない、生活の延長にあるにぎわいが心地よい通りです。
道は人形町通りから明治座のほうへと抜けていきます。終点のあたりは浜町緑道に接していて、観劇や水天宮へのお参りと合わせて歩く人も多い界隈です。
食べ歩きと街歩きの楽しみ方
甘酒横丁は、何かひとつ名物を目当てに行くより、店をのぞきながらぶらぶら歩くのが似合います。買ったものを手に、人形町通りや水天宮へ足を延ばすのもよいでしょう。昭和63年度(1988年度)には中央区の道路愛称として正式に指定され、名実ともに人形町の顔になりました。
Topic名前の由来「甘酒屋」は、もうない?
「甘酒横丁」の名は、明治の初めごろ、通りの入り口近くにあった「尾張屋」という有名な甘酒屋に由来するといわれます。ところがこの尾張屋、1953年(昭和28年)頃に店を閉じてしまい、今は残っていません。つまり横丁の名前だけが、看板の主が去ったあとも生き続けているわけです。甘酒横丁を訪ねても大きな甘酒屋が待っているわけではない、というのは知っておくと少し面白い豆知識でしょう。
関連用語
甘酒横丁に関するよくある質問
- 甘酒横丁では甘酒が名物なのですか?
- 名前は明治期にあった甘酒屋に由来しますが、今は甘酒だけの横丁ではありません。和菓子やたい焼き、惣菜などさまざまな老舗が並び、食べ歩きの楽しめる通りになっています。
- 甘酒横丁と人形町通りはどう違いますか?
- 人形町通りが町を貫く目抜き通り、甘酒横丁はそこから明治座方面へ抜ける横丁です。両者は甘酒横丁交差点で接していて、合わせて歩くのが定番のコースです。
- 甘酒横丁の最寄り駅はどこですか?
- 東京メトロ・都営地下鉄の人形町駅がもっとも近く、水天宮前駅や浜町駅からも歩けます。明治座での観劇や水天宮参りとあわせて訪れる人が多い場所です。
