こんにちは!とーんと♡日本橋編集部です。
小伝馬町駅の近くにある「宝田恵比寿神社」をご存知でしょうか?
こぢんまりとしていながら、日本橋で江戸時代から続くお祭りがおこなわれる神社なんです♪
この記事では、宝田恵比寿神社の概要やレビュー、2025年版のお祭り情報をまとめます!
宝田恵比寿神社とは
宝田恵比寿神社は、日本橋本町のえびす通りに鎮座しています。
読みは「たからだえびすじんじゃ」です。
▼宝田恵比寿神社

鳥居と社殿のみの小さな神社で、ビルが建ち並ぶなかにポツンと鎮座しています。
社務所がないため、おみくじや御朱印、お守りの授与はありません。
宝田恵比寿神社に祀られている神様は「恵比寿神」です。
恵比寿神は「事代主命(ことしろぬしのみこと)」とも呼ばれており、商売繁盛や五穀豊穣の御利益があります。
境内にある御由緒によると、宝田恵比寿神社はもともと「宝田神社」と呼ばれており、江戸城外にある宝田村の守り神だったそうです。
▼宝田恵比寿神社の御由緒

徳川家康が江戸に入る際、三河からお供した「馬込勘解由(まごめかげゆ)」という名主に、徳川家繁栄を祈る「恵比寿様」を授けました。
馬込勘解由は、授けられた恵比寿様を宝田神社に祀ったそうです。
この恵比寿様は、鎌倉時代の仏師である運慶が作ったものとされています。
江戸城の拡張工事をおこなう際に、宝田村は徳川家康より移転を命じられます。
その際に馬込勘解由は、宝田村の住民を率いつつ、現在の場所に宝田神社の神様を移しました。
その後、宝田村の人々は金融や運輸、配達などの重要な役割を担うようになります。
江戸以外からも商人を集め、江戸の開発と商売の地として賑わっていたそうです。
恵比寿神には商売繁盛の御利益があることから、この地で多くの商人から崇められてきました。
宝田恵比寿神社は「恵比寿神を祀る宝田神社」という意味のようですね!
また宝田恵比寿神社には、恵比寿神(事代主命)のほかにも、4柱の神様が祀られています。
▼宝田恵比寿神社の御祭神

- 少彦名命:医薬の神様(御利益:病気平癒)
- 大國主命:国づくりの神様(御利益:縁結び)
- 素盞鳴命:最高神である「天照大御神」の弟(御利益:厄除け)
大己貴命は、大國主命の別名だと言われています。
宝田恵比寿神社のアクセス情報
えびす通りに鎮座する宝田恵比寿神社の、詳しいアクセス情報について紹介いたします!
▼所在地
東京都中央区日本橋本町3丁目10-11
▼周辺地図
電車だと、東京メトロ日比谷線の「小伝馬町駅」が最も近く、3番出口から歩いて3分ほどの距離です。
JR総武本線の「新日本橋駅」からも、5番出口から歩いて8分ほどで行けます。
宝田恵比寿神社はコインパーキングに挟まれているので、車で訪れる際には利用できます。
ただ数台しか停められないため、満車の場合はほかの駐車場をお探しください。
宝田恵比寿神社に関連するレビューやお祭り情報2025度版
宝田恵比寿神社に関連するレビューや口コミを調べてみたので、2025年度版のお祭り情報とともにご紹介します!
東京都中央区⛩️寶田恵比寿神社です。
えびす通り沿いに鎮座する「宝田町の鎮守社」。東京の風物詩「日本橋べったら市 発祥の地」。
名匠運慶作の「恵比寿神像」を御神体とする神社です。 御祭神:事代主命、他五柱 ご利益:商売繁盛、家族繁栄、火防守護 御朱印は正月三が日と例祭日のみ拝受できます
引用元:Xより
(2)宝田恵比寿神社 べったら市はここなのですね。父が現役時代このあたりに勤めていてべったら漬けを買ってきてくれたことを思い出しました。
引用元:Xより
年に一度のべったら市完全復活!
引用元:グーグルマップ
縁日もスゴい(^○^)
これも、地元愛の賜物(^^)
べったら市とは、宝田恵比寿神社の周辺で毎年10月に開催されるお祭りのことです!
商売繁盛や五穀豊穣を願って恵比寿神をお祀りする「恵比寿講」にあわせておこなわれます。
べったら市や恵比寿講は、新年へ向けた心構えをする商人に、江戸時代から大切にされてきたお祭りです。
関連記事:2025年べったら市の舞台・椙森神社を訪ねて|日本橋の神社めぐり
▼べったら市のポスター

ちなみに過去、コロナ禍から完全復活を遂げた当時(2023年)のべったら市については、2023年度の日本橋べったら市はいつから?昨年撮った写真も紹介します!という記事でご紹介しております!
いままでにも何回か訪れていますが、御朱印は例大祭の行われる期間中にしか、いただけないとのことで、今回、日程に合わせて訪れて書置きの物ですが、いただく事ができました。普段は、あまり目立たなく、参拝者も全然見かけませんが、たくさんの人と、並ぶ屋台で活気がありました。
引用元:グーグルマップ
宝田恵比寿神社では例大祭(べったら市)の期間のみ、御朱印を受けられます。
2025年度のべったら市の開催日は、10月19日〜20日の2日間です!
2025年度のべったら市の情報は、2025年 日本橋べったら市の開催日・場所|日程・時間・アクセス【人形町駅から徒歩圏】という記事にまとめています♪
べったら市では、大根を麹に漬け込んで作る「べったら漬け」をはじめとした多くの屋台が並びます。
べったら漬けは、シャリシャリ・ポリポリとした食感と、独特な甘さが美味しく、ごはんや日本酒にあわせると箸が止まりません♪
初恵比寿祭の日に伺ってみたのですが、雨模様もあってか15時ごろで終わってしまっていたようです。
引用元:グーグルマップ
普段はいただけない特別な御朱印もあるとのことですが、十月の大祭の時の方が来やすいかもしれませんね。
また来ます!
初恵比寿祭は、1年の商売繁盛をお祈りするお祭りで、毎年1月20日に実施されます。
この日も、宝田恵比寿神社では御朱印をいただけるようですね♪
宝田恵比寿神社まとめ
宝田恵比寿神社は、日本橋本町のえびす通りに鎮座する小さな神社です。
商売繁盛や五穀豊穣の御利益がある「恵比寿神」をお祀りしています。
宝田恵比寿神社の周辺では毎年、恵比寿講にあわせて「日本橋べったら市」が開催されます。
2025年度の開催日は10月19日〜20日の土日なので、ぜひ足を運んでみてください♪
また日本橋べったら市の規模は、宝田恵比寿神社の周辺から、近くにある椙森神社の周辺にまで及びます。
椙森神社も恵比寿神をお祀りする神社で、詳しくは2025年べったら市の舞台・椙森神社を訪ねて|日本橋の神社めぐりという記事にまとめています♪
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!