橘稲荷神社とは
橘稲荷神社とは、東京都中央区の日本橋人形町に鎮座する、幕府の御殿医・岡本玄冶の屋敷神と伝わる神社です。人形町通り沿いの玄冶店跡と近く、江戸の屋敷と町の記憶を一緒にたどれます。
岡本玄冶の屋敷に伝わった稲荷
現地の由来書を紹介する中央区観光協会の特派員ブログによると、社は御殿山から江戸城内へ移り、さらに岡本玄冶に賜られて当地へ移されたと伝えられています。「橘」は岡本家の元姓にちなむ名とされ、玄冶店の歴史と深く結びつく由緒です。
所在地は日本橋人形町3-8-6。小さな社なので、由緒を知ってから玄冶店跡とあわせて訪れると、街角の見え方が変わるでしょう。
日本橋トピック♪江戸の切絵図にも「橘イナリ」
嘉永6年(1853年)の尾張屋版切絵図には、「ゲンヤタナ」と「橘イナリ」の名が近くに描かれています。今の街角だけでなく、江戸の地図でも両者のつながりを確かめられるのです。
橘稲荷神社に関するよくある質問
- 橘稲荷神社の「橘」は何に由来しますか?
- 現地の由来書では、岡本玄冶の家の元姓にちなむと伝えられています。確定した命名記録ではなく、神社に伝わる由緒として受け取るのが適切です。
- 橘稲荷神社と玄冶店跡にはどのような関係がありますか?
- 橘稲荷神社は、玄冶店の名の由来となった幕府の御殿医・岡本玄冶の屋敷神と伝わります。両者は日本橋人形町3丁目の近い場所にあります。

