山王祭廿五番「玉ノ井龍神」とは
山王祭廿五番「玉ノ井龍神」とは、江戸の山王祭で檜物町が用いた龍神の山車です。読みは「さんのうまつりにじゅうごばんたまのいりゅうじん」。檜物町は、現在の八重洲一丁目の東側に当たる町域です。
佐倉市二番町へ渡った山車人形
人形師の名は分かっていません。明治12年(1879年)、千葉県佐倉市の二番町が、馬喰町に店を構えていた関岡装束店を通じて購入しました。同じ廿五番には上槇町の山王祭廿五番「石橋」もあり、二本で一つの番組を組んでいました。人形は、佐倉市新町の佐倉新町おはやし館の入口に展示されています(2026年9月時点)。
日本橋トピック♪町をまたいで分かれた一台の山車
山王祭の公式サイトによると、この山車は佐倉で部分ごとに別々の町へ伝わっています。人形と勾欄(上高欄)はおはやし館に展示され、四方幕と車体は肴町の所有。車体は部材に解体され、彫刻のある欄間は個人宅の外壁の飾りとして埋め込まれています。
山王祭廿五番「玉ノ井龍神」に関するよくある質問
- 「玉ノ井龍神」と「玉の井龍神」は別の山車人形ですか?
- 同じ山車人形です。日枝神社の広報誌は「玉ノ井龍神」、山王祭の公式サイトは「玉の井龍神」、佐倉市の案内は「玉乃井」と表記していますが、いずれも檜物町から佐倉市二番町へ渡った人形を指しています。
- 玉ノ井龍神の人形はどこで見られますか?
- 佐倉市の案内では、佐倉市新町の佐倉新町おはやし館の入口に展示している山車人形として「竹生島」と「玉乃井」を挙げています(2026年9月時点)。開館日は曜日が限られるため、訪ねる前に佐倉市の案内で確かめてください。

