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元四日市町とは

元四日市町とは、日本橋川の南岸、日本橋から江戸橋にかけて存在した歴史地名です。読みは「もとよっかいちまち」。旧町域は現在の中央区日本橋一丁目に含まれます。

4の日の市から火除地へ

この一帯では、かつて毎月4の日に市が立ったと伝わります。明暦3年(1657年)の大火後、商家が霊巌島へ移り、跡地は元四日市町という火除地になりました。日本橋川沿いには土手が築かれ、松も植えられたといいます。

中央区立図書館の町名変遷表では、元四日市町は震災後の区画整理を経て、橋や通りと同じ名を持つ旧町名の日本橋江戸橋日本橋通の区域になり、現在の中央区日本橋一丁目へつながります。元四日市河岸や日本橋川を知るうえでも、土地の役割が商いの場から防火の空間へ変わったことを伝える旧町名といえるでしょう。

日本橋トピック♪近代郵便もこの一帯で始まった

明治4年3月1日に新式郵便業務が始まり、その拠点として江戸橋南詰に駅逓司東京郵便役所が新設されました。現在の日本橋郵便局前には、その始まりを伝える石碑があります。旧町名を知ると、この一帯の商業史と通信史が一緒に見えてくるかもしれません。

元四日市町に関するよくある質問

元四日市町の市では何が扱われていましたか?
『江戸名所図会』の記述を紹介する平凡社の地名事典によると、草や野菜の類、乾魚などの市が立ち、繁盛していたと伝わります。
元四日市町の東端には何がありましたか?
東端の江戸橋には各方面へ向かう船の発着場所があり、交通の要衝になっていました。川沿いの町らしい特徴です。

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