東京郵便役所とは
東京郵便役所とは、1871年の近代郵便創業時、江戸橋南詰に置かれた郵便取扱機関です。読みは「とうきょうゆうびんやくしょ」。郵便行政を担う駅逓司とは役割が異なり、手紙を受け付けて送り出す実務の拠点でした。
東京・京都・大阪を結んだ取扱拠点
創業時の郵便は、どのような規模で始まったのでしょうか。1871年4月20日、東京・京都・大阪の3都市と東海道の宿駅を結ぶ新式郵便が始まりました。3都市には郵便役所、街道筋には62か所の郵便取扱所が設けられ、東京側の拠点が東京郵便役所です。所在地は当時の日本橋四日市。中央区は、同役所が東京中央郵便局へ発展し、丸の内への移転後、その地に日本橋郵便局が置かれた流れを紹介しています。
日本橋トピック♪近代郵便は伝馬所の一角から広がった
東海道の62か所にできた郵便取扱所には、専用の建物がありませんでした。郵便業務は駅逓業務の一部だったため、伝馬所の一隅を仕切って手紙を扱ったと郵政博物館は伝えています。新しい制度は、江戸時代からの交通拠点を使って走り始めました。
関連用語
東京郵便役所に関するよくある質問
- 東京郵便役所と駅逓司は同じ役所ですか?
- 同じ役割ではありません。東京郵便役所は郵便物の取扱機関、駅逓司は郵便・輸送行政を担う官庁でした。
- 東京郵便役所は日本橋郵便局の前身ですか?
- 中央区は、東京郵便役所が東京中央郵便局へ発展し、同局の丸の内移転後に日本橋郵便局へつながったと説明しています。現行の郵便局窓口と創業時の所在地は分けて考える必要があります。

