明徳稲荷神社とは
明徳稲荷神社とは、東京都中央区日本橋茅場町一丁目にある稲荷神社で、日枝神社の摂社であり山王祭の御旅所でもある日本橋日枝神社に併設されています。境内社のように見えますが、東京都の宗教法人名簿では、神社本庁に属する独立した宗教法人として載っています。
初午祭の日の境内
兜町・茅場町の地域サイト「兜LIVE!」によると、2018年(平成30年)の初午祭は2月23日に執り行われました。祭典の前には茅場町町内会の人たちが参拝者に甘酒を振る舞い、神前には兜町エリアの飲食店や企業からの奉納品と野菜が供えられています。神職が祝詞を唱え、笙の音が流れるなか、最後は参列者が1人ずつ神前で拝礼しました。
この日は、明徳稲荷の御朱印が日枝神社の社務所で授けられ、列ができていたといいます。ふだんは日本橋日枝神社の陰にたたずむ小さなお社が、ビジネス街の真ん中でいちばんにぎわう一日といえるでしょう。
日本橋トピック♪江戸の与力が「屋敷の並び」と書いた稲荷
原胤昭は、南町奉行所の与力を務めた人物。八丁堀の与力の家の正月や初午の行事を書き残しています。中央区立京橋図書館の『郷土室だより』第66号(1990年)に載ったその回想では、家の初午の祭典は、「組屋敷惣鎮守の稲荷、里俗代官屋敷と呼んだ町、私の屋敷の並びにあった明徳稲荷」の神主・菅北筑前が受け持ったとあります。与力の組屋敷の並びにあった稲荷の姿は、ビルに囲まれたいまの境内からは想像しにくいかもしれません。
明徳稲荷神社に関するよくある質問
- 明徳稲荷神社へはどう行けばよいですか?
- 日本橋日枝神社に併設されています。日本橋日枝神社の公式サイトの案内では、地下鉄東西線・日比谷線の茅場町駅(出口10・11)から徒歩1分、銀座線・都営浅草線の日本橋駅(出口D2)から徒歩5分です。
- 兜町の大原稲荷神社と関係はありますか?
- 東京都の宗教法人名簿(令和5年12月31日現在)では、明徳稲荷神社・大原稲荷神社(日本橋兜町)・今村幸稲荷神社(八丁堀)の3社が同じ代表者で載っており、連絡先はいずれも永田町の日枝神社と同じ電話番号です。

