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元標の広場とは

元標の広場とは、東京都中央区の日本橋(にほんばし)の北詰西側、橋のたもとにある小さな広場です。日本国道路元標の複製(レプリカ)や街灯型の東京市道路元標、里程標が置かれ、橋の真ん中の車道にある本物の元標を、歩道から確かめられる場所になっています。

広場に置かれているもの

広場の中心は、台座にはめ込まれた日本国道路元標のレプリカです。本物は、昭和47年(1972年)に橋の中央の路上へ埋め込まれたもので、文字は当時の佐藤栄作首相によるもの。国土交通省の資料によると、広場には複製とあわせて、道路元標の説明書きも設けられています。

となりに立つ街灯型の標柱が東京市道路元標です。もとは橋の上にありましたが、昭和47年、都電が廃止されたあとの日本橋の改修で、北西のたもとへ移されました。さらに広場には、日本各地までの距離を表す里程標も2基あります(中央区観光協会の特派員ブログ)。

本物のプレートとの違い

混同しやすいのが「日本国道路元標」そのものとの違いです。日本国道路元標は、橋の路面の中央に埋まった本物を指します。元標の広場は、その複製を置いて説明する場所。広場にあるのは本物ではなく複製、という点をおさえておくと迷いません。

本物は車の行き交う車道の真ん中にあるため、近くでじっくり眺めるのは難しい位置です。広場の複製と説明書きなら、足を止めて文字まで読めます。

日本橋トピック♪日本橋のたもとなのに、住所は「日本橋室町」?

中央区まちかど展示館が記す元標の広場の住所は、「中央区日本橋室町1-1」。一方、中央区観光協会は橋そのものの所在地を「日本橋1-1先」としています。同じ日本橋のたもとでも、橋の北側に渡ると町名は日本橋室町に変わるわけです。「日本橋」が橋の名前にも町の名前にも使われているからこそ起きる、ちょっとした住所のなぞです。

元標の広場に関するよくある質問

広場にある東京市道路元標は、文化財ですか?
はい。国土交通省の資料によると、北西詰に移された東京市道路元標は、日本橋とともに重要文化財に指定されています。
元標の広場と花の広場は同じものですか?
別の広場です。元標の広場は橋の北詰西側にあり、花の広場は南詰西側にあります。花の広場は江戸時代に御禁制や公示を掲げた高札場があった場所で、「日本橋由来記」の碑が建っています。

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