江戸名所四十八景 日本橋魚市とは
江戸名所四十八景 日本橋魚市とは、二代歌川広重が日本橋の魚市を描いた縦長の錦絵です。読みは「えどめいしょよんじゅうはっけい にほんばしうおいち」。万延元年(1860年)12月の作品です。
二代広重が描いた48景の日本橋
作者は初代ではなく、二代歌川広重です。和泉市久保惣記念美術館の解説では、「江戸名所四十八景」は江戸の名所48カ所と季節の景物で構成した全48枚の連作。本作はその中で、江戸の魚取引の中心だった日本橋の魚市を取り上げています。同じ魚市を描いた作品でも、「東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図」は初代歌川広重の3枚続。作者と判型の違いに注目すると、両作を区別できるでしょう。魚市場そのものの歴史は、日本橋魚河岸、日本橋魚河岸跡、日本橋魚市場絵図面と合わせて読むと整理しやすいはずです。
日本橋トピック♪48枚で印の出方が入れ替わる
和泉市久保惣記念美術館によると、この連作では版元印と改印が一図おきに表れます。一枚ずつの名所だけでなく、隣り合う作品の印の違いにも目を向けると、連作としての仕組みが見えてきます。
江戸名所四十八景 日本橋魚市に関するよくある質問
- 作品名が「日本はし魚市」と書かれることがあるのはなぜですか?
- 所蔵館によって作品名の表記が異なるためです。NDL連携書誌は「日本橋魚市」、和泉市久保惣記念美術館は「日本はし魚市」と登録していますが、同一作品です。
- 和泉市久保惣記念美術館が公表する作品寸法は?
- 和泉市久保惣記念美術館の作品情報では、24.4×17.9cmの縦長の錦絵です。

