東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図とは
東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図とは、歌川広重が日本橋と魚市の賑わいを俯瞰で描いた錦絵です。読みは「とうとめいしょ にほんばししんけいならびにうおいちぜんず」。天保(1830〜43年)中頃の大判錦絵3枚続です。
橋と魚市を俯瞰で読み解く
江戸東京博物館の解説によると、作品は日本橋と周辺を広々と描き、とりわけ日本橋の下流北側に広がった魚市の様子を詳しく伝えます。市場に集う人々、橋を行き交う人、川の船を一枚のパノラマのように追えるのが魅力です。この魚市は現在も同じ場所にある市場ではありません。魚取引は関東大震災をきっかけに築地へ移りました。魚市場そのものの歴史は、日本橋魚河岸、日本橋魚河岸跡、日本橋魚市場絵図面と合わせて読むと整理しやすいでしょう。
日本橋トピック♪3枚をつなぐと見える江戸の広がり
この作品は大判錦絵3枚続。一枚だけではなく、3枚を左右につなげて見ることで、魚市の細部から日本橋、川と船、遠景までが一つの都市景観として立ち上がります。
東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図に関するよくある質問
- 国立国会図書館の書誌に記録された版元は?
- 国立国会図書館の書誌では、版元は蔦屋吉蔵です。
- 3枚続の作品画像はオンラインで見られますか?
- 国立国会図書館デジタルコレクションが、3枚それぞれの画像に加え、3枚をつないだ全体像もインターネット公開しています。

