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智泉院の天水鉢・地蔵菩薩立像とは

智泉院の天水鉢・地蔵菩薩立像とは、日本橋茅場町一丁目の智泉院境内にある、二つの文化財です。読みは「ちせんいんのてんすいばち・じぞうぼさつりゅうぞう」。同じ場所で見られますが、造られた年代も役割も異なります。

江戸の防火設備と震災追悼の像

鉄製の天水鉢は、火災に備えて雨水をためる容器です。天保12年(1841年)、現在の日本橋兜町にあたる坂本町の有志が奉納しました。一対で置かれ、高さはそれぞれ約94センチあります。

銅造地蔵菩薩立像は昭和2年(1927年)の造立です。関東大震災で亡くなった日本橋魚河岸関係者の菩提を弔うため、魚河岸の地蔵講が建てました。像高約235センチのブロンズ像で、天水鉢の奥に立っています。

日本橋トピック♪一つの境内に86年の隔たりがある

天水鉢が奉納された1841年から、銅造地蔵菩薩立像が造られた1927年までは86年。火災に備える道具と、震災犠牲者を弔う像を一緒に見ると、日本橋で火災と向き合ってきた二つの時代がより鮮明になるでしょう。

智泉院の天水鉢・地蔵菩薩立像に関するよくある質問

天水鉢と地蔵菩薩立像は一つの文化財ですか?
中央区では別々に登録されています。天水鉢は区民有形民俗文化財、銅造地蔵菩薩立像は区民有形文化財の彫刻です。
智泉院の天水鉢は何のためのものですか?
天水鉢は雨水をためる防火用の容器です。智泉院の一対は1841年に坂本町の有志が奉納し、鋳物師・釜屋七右衛門が鋳造しました。

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