人形町商店街とは
人形町商店街とは、東京都中央区の日本橋人形町を中心に、人形町通りや甘酒横丁に老舗が軒を連ねる商店の集まりです。地下鉄人形町駅を起点に、食べ歩きや下町の街歩きを楽しむ人でにぎわう一帯。江戸から続く名店と、昔ながらの人情が残るのが魅力でしょう。
正式名称(運営組織):人形町商店街協同組合(人形町商店街公式サイトでの表記)
人形町通りを軸にした、老舗の集まり
人形町商店街は、地下鉄人形町駅のあたりを通る人形町通りを軸に広がります。親子丼で知られる玉ひで、すき焼きや牛肉惣菜の人形町今半といった老舗をはじめ、和菓子店や豆腐店、つづら店などが点在し、買い物や食べ歩きの目当てに事欠きません。なかでも人形町通りから明治座の前へ抜ける約400メートルの小路が甘酒横丁。戦災を免れたこともあり、昔ながらの下町の姿が今も残っています。
「商店街」はひとつではない
ここで少し整理しておきたいのが、人形町まわりの商店会は一つではないという点。人形町商店街を運営するのは人形町商店街協同組合ですが、甘酒横丁には別に甘酒横丁商店会があり、桜の時期の桜まつりはこちらが開きます。同じ人形町エリアでも、通りや小路ごとに商店会が分かれていると知っておくと、催しの主催者が違う理由も腑に落ちるでしょう。
街歩きと、商店街の行事
人形町商店街協同組合は、毎年4月ごろに人形町大観音寺で開かれる花まつりを主催しています。境内では加盟店の和菓子と甘茶がふるまわれ、お参りの人でにぎわう恒例の行事。正確な開催日は年によって変わるので、出かける前に人形町商店街や中央区観光協会の案内で確かめると安心です。食べ歩きなら、名物の人形焼を片手に通りを歩くのもおすすめでしょう。
Topic「人形町」という名前は、どこから来た?
人形町という名前は、この町が江戸の芝居の中心地だったことに由来するとされています。江戸開府ののち、猿若勘三郎が猿若座(のちの中村座)を、村山又三郎が村山座(のちの市村座)をこのあたりに開き、まわりには人形浄瑠璃や見世物小屋が並びました。人形を操る人形遣いや、人形を作って売る人形師が多く住んだことから、人形町と呼ばれるようになったといわれます。俗称だった町名が正式な町名になったのは、関東大震災後の区画整理を経た1933年(昭和8年)のことでした。
人形町商店街に関するよくある質問
- 人形町商店街の正式な組織名は何ですか?
- 運営組織の正式名称は「人形町商店街協同組合」です。事務所は日本橋人形町1丁目にあり、人形町大観音寺と同じ番地に置かれています。
- 人形町の食べ歩きで知られるお店は?
- 親子丼で知られる玉ひで、牛肉惣菜の人形町今半などの老舗が並びます。手土産や食べ歩きには名物の人形焼も人気です。営業時間は変わることがあるため、訪問前に各店でご確認ください。
- 人形町商店街と甘酒横丁商店会は別の組織ですか?
- はい、別です。甘酒横丁の催しは甘酒横丁商店会が、大観音寺の花まつりは人形町商店街協同組合が主催します。エリアは重なりますが、運営する商店会は分かれています。
