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親子丼とは

親子丼とは、鶏肉を割下で煮て溶き卵でとじ、ご飯にのせた丼物です。鶏(親)と卵(子)を一緒に味わうことが名の由来で、東京・人形町の鳥料理店「玉ひで」が発祥を称することで知られています。

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親子丼は、人形町の軍鶏鍋屋から生まれた

玉ひでは、宝暦10年(1760年)創業の鳥料理店。もとは軍鶏(しゃも)の鍋、いわゆる鳥すきを看板にしてきた専門店でした。

親子丼を考案したのは、5代目の妻「とく」だと伝わります。鳥すきの〆に、煮詰まった割下を溶き卵でとじ、ご飯にのせて食べる客の姿が、そのヒントになったとされる説が有力です。考案された時期は明治24年(1891年)ごろと語られています。

「出前だけ」だった時代と、親子・他人の違い

生まれた当初、丼物は料亭で出すような品ではないと軽んじられていました。そのため親子丼は長らく出前だけのメニューで、店内で出すようになったのは昭和50年代のことです。

鶏肉と卵を使うので親子丼ですが、牛肉や豚肉を卵でとじた丼は「他人丼」と呼んで区別されます。その玉ひでは、改修を経て2025年に人形町でリニューアル。昼の時間帯に味わえるのは、2026年6月時点も変わらぬ元祖の親子丼

Topic元祖の店が「うちが元祖」と知らなかった?

親子丼といえば、今や全国どこでも食べられる定番の丼物です。ところが、その発祥が自分の店だと玉ひで自身が気づいたのは昭和50年代のことだったと伝わります。明治半ばに考案されてから百年近く、生み出した当の店すら「うちが元祖」と意識していなかったというのは、なんとも飄々とした逸話ではないでしょうか。

親子丼に関するよくある質問

親子丼と他人丼は何が違いますか?
鶏肉と卵でとじたものが親子丼、牛肉や豚肉など鶏以外の肉を卵でとじたものが他人丼です。「親子」は鶏と卵の組み合わせを指しています。
「親子丼」という名前の由来は?
鶏肉を親、卵を子に見立て、親子をそろえて味わう丼という意味からきています。鳥料理店ならではの発想で名づけられたとされます。
親子丼の味付けに砂糖は使いますか?
家庭やお店によってさまざまです。発祥を称する玉ひでの割下は、醤油と本みりんを主体に砂糖や酒を使わないのが特徴とされています。

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