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山王祭九番「静御前」とは

山王祭九番「静御前」とは、江戸の山王祭で瀬戸物町・小田原町・伊勢町が用いた静御前の山車です。読みは「さんのうまつりきゅうばんしずかごぜん」。旧所有町は、現在の日本橋室町から日本橋本町にかけての町域です。

青梅市仲町に伝わる静御前の人形

人形は松雲斎徳山の作。明治中頃に東京都青梅市仲町へ委譲されました。日枝神社によると、青梅大祭が行われる5月には、山車ではなく人形だけが会所に飾られます。この山車人形は、昭和43年(1968年)に青梅市の有形民俗文化財に指定されました。

日本橋トピック♪静御前は「二人」いる

日枝神社は、同じ三町が持っていた静御前を「二人の静」として紹介しています。一方は明治7年(1874年)に栃木市倭町へ渡り、2年に一度の栃木まつり(11月)で今も曳き出されます。もう一方が、青梅市仲町に伝わるこの山車人形です。日本橋の三町が出した一つの山車人形の名が、東京の西と北関東で別々に受け継がれてきたといえるでしょう。

山王祭九番「静御前」に関するよくある質問

静御前の山車を持っていた日本橋三町はどのような地域でしたか?
瀬戸物町・小田原町・伊勢町は、関東大震災まで魚河岸があった一帯です。日枝神社は、財力のある町々が山車をたびたび新調したという話も紹介しています。
青梅の静御前はいつ文化財に指定されましたか?
青梅市の文化財一覧では、仲町自治会が所有する山車人形「静御前」の指定日は1968年11月3日です。種別は有形民俗文化財です。

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