小津の起源とは
小津の起源とは、日本橋本町三丁目にある、紙商小津の創業を伝える記念碑です。読みは「おづのきげん」。小津本館前にあり、江戸時代から同じ地で続く商いの始まりを示しています。
1653年に大伝馬町で創業
承応2年(1653年)、伊勢国松坂出身の小津清左衛門長弘は、江戸の大伝馬町一丁目に紙商を開きました。その創業地が、現在の日本橋本町三丁目6番2号です。のちに繰綿や鰹節も扱い、江戸屈指の大店へ成長しました。
同地に伝わる小津家文書と、江戸店で使われた営業関係用具は、中央区の区民文化財に登録されています。記念碑だけでなく、帳簿や商売道具も当地の商業史を具体的に伝える史料群といえるでしょう。
日本橋トピック♪「小津屋」は勧められた屋号
小津の公式沿革によると、創業者は同じ松坂出身の小津三重郎から繁盛を願う名として「小津屋」を勧められました。長弘が以後名乗ったのは、小津屋清左衛門または小津清左衛門。三角形に「久」を配した家印「鱗久」も、創業以来受け継がれています。
関連用語
小津の起源に関するよくある質問
- 小津家文書とはどのような資料ですか?
- 小津商店に伝わる帳簿や証文などの古文書群です。中央区は1,247点を区民有形文化財として登録しています。
- 「小津の起源」は映画監督・小津安二郎に関する碑ですか?
- この記念碑が伝えるのは、映画監督ではなく紙商小津の創業史です。碑は小津本館前にあり、1653年に同地で始まった商いを記しています。

