村田春海とは
村田春海とは、江戸日本橋の干鰯問屋の家に生まれ、賀茂真淵に学んだ国学者・歌人です。父の村田春道、兄の村田春郷とともに幼いころから真淵の教えを受けました。
言葉を研究し、江戸派を率いた
春海は仮名遣いや五十音を研究し、長く所在が分からなかった古辞書『新撰字鏡』を見いだして世に紹介しました。和歌と和文にも力を注ぎ、加藤千蔭とともに賀茂真淵門下の「江戸派」を率いた人物といえるでしょう。商人の家から始まった学びが、江戸の文学と国語研究へ広がっていきました。師の晩年は、日本橋浜町の賀茂真淵県居の跡からたどれるでしょう。
日本橋トピック♪同じ「村田春海」でも別人がいる?
人名辞典には、江戸期の国学者とは別に、1903年生まれの詩人・ロシア文学者「村田春海」も載っています。干鰯問屋の家に生まれ、賀茂真淵に学んだのは、1746~1811年の国学者のほうです。
関連用語
村田春海に関するよくある質問
- 村田春海にはどのような作品がありますか?
- 和歌や文章を収めた『琴後集』のほか、国語研究に関わる『五十音弁誤』や『和学大概』などがあります。
- 詩人の村田春海と同じ人物ですか?
- 別人です。日本橋に生まれた国学者は1746~1811年、同名の詩人・ロシア文学者は1903~1937年に生きた人物です。

