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南茅場河岸とは

南茅場河岸とは、日本橋川南岸の旧南茅場町にあった河岸地です。読みは「みなみかやばがし」。現在の日本橋茅場町一丁目1番・14番にあたり、亀島川にも近い水運の要所といえるでしょう。

1876年に正式名となった「茅場河岸」

南茅場河岸は、旧南茅場町の川沿いを指す呼び名でした。1876年には、この一帯の河岸地の正式名称が「茅場河岸」と定められています。旧南茅場町鎧の渡しがあった場所から霊岸橋まで、日本橋川沿いに続く町域でした。河岸には下り荷を扱う問屋が集まり、酒、塩、素麺、醤油酢、水油など多様な品物を扱う店の名が記録に残ります。現在の町を歩くときは、日本橋川と亀島川に近い立地を見ると、商いが集まった理由が見えてくるでしょう。

日本橋トピック♪下り酒の問屋が集まった水辺

なぜ酒問屋が集まったのでしょうか。中央区立図書館の郷土資料は、南茅場河岸が下り荷を扱うのに適した場所だったと説明しています。酒だけでなく塩や醤油酢、水油の問屋も並ぶ、江戸の暮らしを支えた荷物の受け口でした。

南茅場河岸に関するよくある質問

旧南茅場町はいつ現在の町名になりましたか?
関東大震災後の区画整理を経て、1933年8月1日に茅場町一丁目へ改称されました。旧河岸地は現在の1番・14番にあたります。
江戸期の地図には南茅場河岸がどう描かれていますか?
地図によって「カシクラチ」や「せともの、いろいろ河岸」といった表記が見られ、時代ごとの荷物と商いの様子を伝えています。

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