「福徳神社のパワースポット感が凄い!」
そんな声が、2025年になっても引き続き増えています。
日本橋室町に鎮座する福徳神社(ふくとくじんじゃ)は、平安時代の貞観年間にはすでにこの地にあったとされ、のちに徳川家康・徳川秀忠も参拝したという由緒あるお稲荷さんです。
江戸城に近いことから「福徳とはまことにめでたい神号である」と称されたという記録も残っていて、今の「当たる」「開運する」という評判のルーツは江戸期にまでさかのぼるんですね。
しかもここ、最近では「ジャニーズ(旧ジャニーズ)やK-POPのチケットが当たる」「宝くじが当たる」と推し活界隈で一気に拡散。
X(旧Twitter)などのSNSでも、2024~2025年は特に「ライブ2日後に当選通知が来た」「アリーナ1列が2回続いた」「宝袋を入手してから抽選が当たり続けている」という投稿があったりと、SNS発のパワースポットとしても完全に定着しています。
この記事では、もともとの「江戸の富くじで有名だった金運神社」という顔と、現代の「推し活・チケット当選神社」という顔の両方を整理しつつ、記事執筆時点で加わった最新の授与品やイベント情報まで一気にまとめます。
いつも通り「とーんと♡日本橋編集部」らしく、現場で見た・聞いた感じをまじえながらお届けしますね!
福徳神社のパワースポット感が凄いと話題に
「パワースポット感がすごい!」と最初に感じるポイントは、やはり“場所”です。
三越前駅A6出口からほんの数十秒、コレド室町のビル群の間に、いきなり朱色の鳥居が現れます。
大通りから1本入っただけなのに空気がふっと変わるので、「ここだけ違うレイヤーに来たみたい」と思う人が多いはず。都心でありながら境内は24時間参拝可能なので、朝いち・会社の前・帰り道など、好きな時間に“気を整えに来られる”のも人気の理由です。
さらにすごいのは、ここが「芽吹稲荷(めぶきいなり)」とも呼ばれていること。二代将軍の徳川秀忠が参拝したとき、鳥居のくぬぎから若芽が出ているのを見て「芽吹きって、すごく縁起がいい」と名付けたと伝わっていて、そこから「新しいことを始める」「何かを育てる」「推し活を継続させる」という願いと相性がよくなりました。
いまの“推し活神社”としての人気、実は江戸時代のネーミングセンスがベースにあるんです。
境内に一歩入ると、都会の音がふっと小さくなるのも特徴。参道・社殿・手水舎までとてもきれいに整備されていて、近隣オフィスの方が昼休みにサッとお参りして戻っていくのを何組も見かけました。
2025年夏も「ECO EDO日本橋」の風鈴がすぐそばに並び、風が通ると涼やかな音がして、ますます“森のなかの神社”っぽさが増しています。
「徳神社 ジャニーズ チケット 当たる」で検索してくる人もいますが、これはおそらく「福徳神社」を略してしまったパターン。この記事で紹介しているのは日本橋室町の福徳神社(芽吹稲荷)ですので、地図で場所を確認してから行ってくださいね。
▼大都会に突如現れる鳥居

立派な鳥居をくぐると、磨き込まれたような参道が続きます。
朝は掃き清められていて、雨上がりの日は石畳に緑が反射してとてもきれい。ここで一度呼吸を整えてから社殿へ向かうと、より参拝モードに入れますよ。
▼整備された参道

福徳神社は「福徳稲荷」や「芽吹稲荷」とも呼ばれ、お稲荷さまらしく神狐が社殿をお守りしています。朱と白のコントラストが写真に映えるので、ぬい撮りや推しのアクスタを持ってくる方も多いです。2025年もXで「福徳神社×ぬい撮り」がちょこちょこ流れていました。
▼キツネが鎮座する社殿

ビルに囲まれているのに、小鳥のさえずりと木々の揺れる音が聞こえるのが日本橋の不思議ポイント。
ここだけ森みたいなんです…。
▼小鳥のさえずりも聞こえます
編集部が訪れたのは土曜日の午前。ひと流れが引いてもすぐ次のグループが来る、という感じで、以前より明らかに参拝者が増えていました。推し活人気と、近隣で開催される開運イベントの相乗効果で人の動きが大きくなっている印象です。
福徳神社でジャニーズのチケットや宝くじが当たる!?噂を調査してみました
さて、ここからが本題です。「福徳神社はジャニーズのチケットが当たる」「宝くじが当たる」と言われるようになった理由は大きく3つあり、それは、
① 江戸時代にここで「富くじ(今で言う宝くじ)」が行われていたこと。
② 雑誌企画でSixTONESの京本大我さんが訪れて以降、ファンが“当選祈願の聖地”として参拝しはじめたこと。
③ それを見た人たちが「本当に当たった!」とSNSで共有したことで一気に広がったこと
と言われています。
SNSでも
「なにわちゃん当たった」
「TOBE系も当たった」
「米津玄師の追加公演が取れた」
といった投稿が引き続き上がっています。
福徳神社では、今も鑑賞券当選のお詣りができるとHPに書いてあります。
(ただし、HPには更新日が2020年と書いてあるため電話などで確認されることがおすすめです)
ランチタイムにも入れられるので近隣オフィスワーカーさんが“昼休みに神席祈願”している、というのも納得です。
しかも2025年は、スマホに貼れる新しいお守り「福徳吉報守ステッカー」が登場していて、電子チケットで応募している人にすごく好評。
推し活ってどうしてもスマホ1台で完結するので、「そのスマホを神社仕様にする」という発想はめちゃくちゃ今っぽいですよね。金色と丸型の2種類で各500円と授かりやすい価格なのも◎です。
さらに、毎月1日10:00から授与される「宝袋(たからぶくろ)」は、2025年も“すぐ完売”が続いています。中に願いを書いた紙を入れておくと良いとされ、チケット番号や宝くじ控えを入れておく人も多いそう。月初の授与再開→数日で完売→翌月の告知、という流れがもう恒例で、公式Xでも毎月アナウンスされています。
こうした“当選を後押しする仕組み”が複数あることで、「福徳神社でお願いして落ちたことがない」「むしろ倍率高いものだけ当たる」といった体験談が積み上がっているわけです。
福徳神社は江戸時代後期に「富くじ」を売っており、高額当選のご利益で有名だったそうです。
この「富くじ文化」が、現代の「チケットや宝くじを当てたい」というニーズと非常に噛み合って、2020年代に再評価された、と覚えておくと分かりやすいです。
▼ランチタイムを使って祈願することも可能です

チケットの当選祈願は、SixTONESの京本大我さんが雑誌の企画で福徳神社を訪れたことが始まりと言われています。そこからジャニーズ(現:STARTO/TOBE含む)のファンが次々に参拝し、「当たりました」というX投稿が増え、ついには“チケ運神社”という呼び名までついた、という流れです。
福徳神社に関するSNSでの評判
福徳神社は「金運」や「商売繁盛」のご利益で知られていますが、近年はライブやイベントの「チケット当選」を願う場所としても人気が高まっています。
実際、SNSでは、
「ここでお願いしたら、本当にライブの当選メールが来た」
「ずっと落選続きだったのに、今回だけは当たった」
「お礼参りのとき、なんだか気持ちが軽くなった」
といった声が継続的に投稿されています。
中でも多かったのは、推し活(ライブ・舞台・ファンミーティング)に関する当選体験。
特定のジャンルに偏っているわけではなく、アイドル、ミュージカル、アニメ関連イベント、声優ライブなど幅広い分野で「良い結果が出た」と感じた人が多いことが特徴です。
例えば、
- 「何度応募しても当たらなかったコンサートに、ついに当選した」
- 「第一希望だけに絞って申し込んだら、すんなり通った」
- 「友人と一緒に祈願したら、二人ともライブに参加できた」
- 「お守りを身につけていたタイミングで、当選の通知が来た」
といった偶然にしては出来すぎていると感じるほどの体験が多く語られていました。
2025年版の投稿では、なにわ男子やK-POP、TOBE系のイベント当選報告が特に目立ちました。
投稿内容としては「日本橋の福徳神社よかった」「東京に出るときはここに寄るようにしてる」「小網神社とセットで回ると安心する」という声が多く、推し活の“ルーティン”になっているのが分かります。
また、当選した人の多くは、
「祈願 → 当選 → お礼参り」という流れを大切にしているようです。
「当選したから終わり、ではなく、お礼を伝えにまた足を運びたいと思った」
という声は特に印象的でした。
このことから、
- 願いを込めて参拝する「過程」
- その中で気持ちを整える「時間」
- 結果として自分の行動が前向きに変わること
これらが、当選という結果につながる一因になっているのかもしれません。
2025年の最新授与品・一粒万倍日コラボ・金運UPの歩き方
ここからは、2025年10月時点での「ここは入れておきたい最新情報」です。いまから記事を公開するなら、絶対このあたりは盛り込んでおきたいところ。
① 福徳吉報守ステッカー(各500円)
スマホに貼って“いい知らせ”を待つお守り。推し活の抽選・ジャニーズやK-POPの当落・アニメ舞台の券など、スマホで結果を見る人にぴったりです。2025年に入ってから公式でも紹介されていました。
② 宝袋(たからぶくろ・2,000円)
毎月1日10:00~授与再開 → 数日で完売 → 月途中に「今月分は休止しました」というお知らせ、というのが2025年も続いています。買うなら1日の午前中に行くのがベスト。スマホのスクショや抽選番号を折って入れている人もいました。
③ 一粒万倍日コラボ
榮太樓總本鋪の「一粒万倍もち」や、にんべんの「一粒万倍弁当」を買って、福徳神社にある専用の“米粒型絵馬”に願い事を書いて奉納する、という楽しみ方は2025年も健在。販売日が一粒万倍日に合わせてあるので、神社参拝の予定とセットで組むと開運ルーティンがつくりやすいです。
④ カナエルNIHONBASHI 2025-26
2025年11月21日~2026年2月15日までは、日本橋全体が“願いを叶える”テーマのイベントになります。麒麟ゴーラウンドや開運スタンプラリーが予定されているので、福徳神社で祈願→その足でイベント参加、と回れば、日本橋全体を“開運の街”として楽しめます。福徳神社もこの文脈で紹介される予定なので、この記事でも一言触れておくと最新感が出ます。
こうして見ると、福徳神社の“当たる仕組み”って、ただ「ご利益がありますよ」と言っているだけではなくて、・ご祈祷で願う ・お守りで持ち歩く ・宝袋で保管する ・一粒万倍日にもう一度願う ・お礼参りに来るといったふうに、何回も“行動するきっかけ”を用意してくれているのが分かります。こういう神社は、信仰が続いていきやすいんです。
福徳神社に再び行ってきました!【2024~2025年の追加スポット】
福徳神社に再訪したところ、以前ご紹介した「算額」がちゃんと2枚になっていました。和算(日本の伝統的な数学)の問題を奉納する文化を現代に残している、全国的にも珍しい神社です。参拝のついでに「これ解けるかな?」と眺めていく人が多くて、ちょっとした知的スポットにもなっています。
▼新たに設置された算額

そして、写真好きさんに人気なのが、境内にさりげなく置かれている「自撮りスタンド」と「おみくじ撮影台」。三脚なしでもきれいに撮れるので、推しカラーの服で行った日や、当選したあとのお礼参りでの“記念ショット”にちょうどいいんです。
▼福徳神社の「自撮りスタンド」と「おみくじ撮影台」


このあたりの“写真撮っていってね”という小さな気遣いが、2025年に向けての日本橋エリアの「回遊してもらう」「推し活で楽しんでもらう」という動きとぴったり重なっています。11月からの「カナエルNIHONBASHI 2025-26」でも、きっとこのフォトスポットは注目されるはずです。
境内のすぐ横には「薬の神様」として知られる薬祖神社もあります。体調を整えてライブや遠征に行きたい人は、こちらもあわせてどうぞ。
【まとめ】2026年になっても福徳神社のパワースポット感は続いていく予感
福徳神社は、もともと江戸の富くじで賑わった“当たる”歴史を持ち、現代では「ジャニーズ・K-POP・2.5次元のチケットが当たる」「宝くじが当たる」という形で復活した、都心でもめずらしいパワースポットです。
2025年にもこれだけ多くの盛り上がりになっているため、2026年も福徳神社によってチケットや宝くじが当選するという噂のパワースポット感は続いていくではないかと思います。
お守りについては、【8種類】福徳神社のお守り解説やご利益情報まとめ【一覧画像あり】で詳しくご紹介しているので、事前にチェックしておくと迷いません。
2025年版の福徳吉報守ステッカーや、毎月1日の宝袋も、行く前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
また、福徳神社と歩いて10分ほどのところには同じく強運で知られる小網神社や、宝くじの「富塚」ゆかりの椙森神社もあるので、“日本橋の開運コース”としてセット参拝するのもおすすめ。Xでも「福徳→小網のはしごで当たった」という投稿が見られました。
最後にひとつだけ。当たったら必ず“お礼参り”を!「ありがとうございました」と伝えに行くと、福徳神社はちゃんと“次”も応援してくれる、そんな神社だと編集部員として個人的に感じています。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

