KITOKIとは
KITOKIとは、東京都中央区の日本橋兜町に建つ、木をふんだんに使った10階建てのオフィス兼店舗ビルです。エリアの再活性化を進める平和不動産が手がけ、2022年に完成しました。証券会社のビルが並ぶ街に、木の温もりを持ち込んだ新しい建物として知られます。
目次
鉄とコンクリートに木を組み込んだ「木造ハイブリッド」
KITOKIは、ふつうのオフィスビルと何が違うのでしょうか。鍵は、その造り方。鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)のがっしりした骨組みの中に木造を組み込んだ、木造ハイブリッド構造でつくられているのです。こうすると建物全体が軽くなり、地震の揺れや基礎にかかる負担を減らせるといいます。
木でできた部分は、将来の改装や間取りの変更もしやすいそうです。頑丈さと木の柔らかさ、環境へのやさしさを一つにした、新しい時代のビルの作り方といえるでしょう。
再活性化が進む兜町の、新しい顔
KITOKIは、兜町・茅場町再活性化プロジェクトの一環として生まれました。古い銀行建築を生かしたK5のような再生と並んで、新しく建てられたこのビルは「木」で街に表情を添えています。低層階には店舗も入り、街歩きの途中に外観を眺めるだけでも伝わってくる、金融街らしくない温かみ。それが、このビルの持ち味です。
Topic金融街のビルに、秋田の栗の木が丸太のまま
このビルの見どころのひとつが、木の使い方です。エントランスを含む1階から3階部分の梁には、秋田県産の栗の木が丸太のまま使われています。鉄とコンクリートの硬い街並みのなかで、皮をむいた丸太がそのまま梁になっている光景はとても新鮮。木をムダなく生かそうという作り手の姿勢が、証券街のビルに思いがけない温かさを添えています。
関連用語
KITOKIに関するよくある質問
- KITOKIには誰でも入れますか。
- オフィスを中心とした建物ですが、低層階には店舗も入ります。木をふんだんに使った特徴的な外観は、通りからも眺められます。
- ふつうのオフィスビルと何が違うのですか。
- 鉄とコンクリートだけでなく、木を組み込んで建てられている点が大きな違いです。建物を軽くしながら、木ならではの温かみを金融街に持ち込んでいます。
