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大原稲荷神社とは

大原稲荷神社とは、東京都中央区の日本橋兜町に鎮座する稲荷神社です。宇気母智神(うけもちのかみ)をまつり、証券会社が集まる兜町のビル街で、商売や金融にたずさわる人びとの信仰を集めてきました。江戸時代の終わりにはすでにこの地にあったとされる、古い歴史を持つお社。

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運河の要衝にまつられた海運の神

創建の年代ははっきりしていません。手がかりになるのが、文久2年(1862年)に刊行された絵図に「天一位大原稲荷大明神」と記されていること。ここから、江戸時代の末にはすでにまつられていたとされています。

当時この一帯は、日本橋川から楓川(もみじがわ)へ通じる運河の要衝で、船で人や物が行き交う場所でした。そのため、海運や芸能の神として信仰されたと伝えられています。明治以降は日枝神社の神職が兼務してきました。

Topicお社の前を流れていた「楓川」はどこへ?

大原稲荷神社のあたりは、かつて日本橋川から分かれた楓川(もみじがわ)という掘割(人工の水路)が流れる、水運の要所でした。その楓川は昭和35年(1960年)に埋め立てられ、今では上を首都高速道路が走っています。船がにぎわった江戸の風景はすっかり姿を消しましたが、海運の神をまつるこの社が、消えた水路の記憶をそっと今に伝えているのです。

大原稲荷神社に関するよくある質問

日本橋の大原稲荷神社は、世田谷区の大原稲荷神社と同じですか?
別の神社です。こちらは中央区の日本橋兜町に鎮座する稲荷社で、世田谷区にある同じ名前の社とは、場所も由緒も異なります。
大原稲荷神社へはどう行けばよいですか?
東京メトロの茅場町駅から近く、日本橋兜町の中央警察署の前に鎮座しています。証券街のまち歩きのついでに立ち寄りやすい場所です。

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