文明堂日本橋本店とは

文明堂日本橋本店とは、東京都中央区日本橋室町に本店を構えるカステラの老舗、文明堂の店舗です。運営するのは「文明堂東京」という会社で、カステラの販売に加えてカフェも併設し、街歩きの合間に立ち寄れる一軒として親しまれています。

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「文明堂」は実は一つの会社ではない

文明堂のはじまりは1900年(明治33年)の長崎。カステラの本場である長崎で創業し、そこから暖簾分け(のれんわけ)でカステラを全国へ広げてきました。暖簾分けとは、修業した店から名前と商いを受け継いで独立すること。看板は同じでも、お店ごとに別々の歩みを始めるしくみです。

そのため「文明堂」と名のつく会社は今では複数あり、それぞれ別の法人です。長崎の総本店をはじめ、横浜・神戸・浜松などに、根は同じでも独立した文明堂が並びます。商品名や味の配合もお店ごとに少しずつ違う、というのが面白いところ。

このうち日本橋本店を営むのは「文明堂東京」です。2010年に文明堂新宿店と文明堂日本橋店が合併してできた会社で、日本橋・新宿・銀座などに店を構えます。つまり日本橋本店は、銀座や長崎の文明堂とは別の会社のお店、と覚えておくと混同しません。

日本橋室町の本店とカフェ

本店があるのは日本橋室町、中央区日本橋室町1丁目。2013年にリニューアルされ、1階でカステラなどを買えるほか、BUNMEIDO CAFEを併設しています。看板のカステラを使ったスイーツや食事を、その場でゆっくり楽しめるのが本店ならでは。

手みやげを選びに寄るのもよし、カフェでひと休みするのもよし。営業時間は平日と土日祝で少し違うので、訪れる前に公式サイトで確かめておくと安心です。

Topic「電話は二番」って、なんの番号?

「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」。耳に残るあの一節の「二番」は、本当に文明堂の電話番号でした。電話がまだ交換手を介してつないでいた時代、番号を伝えて相手につないでもらうしくみだったため、覚えやすい番号は強力な宣伝になります。文明堂はこの番号を各地で「二番」にそろえようと、新しい電話局ができるたびに二番を買い取っていきました。じつは最初は「電話は九一番」だったのが、より覚えやすい「二番」へ変わったという経緯もあります。全店の番号が二番にそろった1935年には、電話帳の裏表紙に大きく広告を出したと伝わります。名前を覚えてもらうための工夫が、世代を超えて愛される一節になりました。

文明堂日本橋本店に関するよくある質問

銀座や長崎の文明堂と、日本橋本店の文明堂は何が違うのですか?
運営する会社が違います。日本橋本店は文明堂東京の店で、銀座の文明堂銀座店や長崎の総本店とは別の法人です。暖簾分けで分かれた経緯があり、扱う商品名や味の配合も会社ごとに少しずつ異なります。
創業1900年とありますが、日本橋本店もその頃からあったのですか?
いいえ。1900年は長崎で文明堂が創業した年です。日本橋本店を営む文明堂東京は2010年の合併でできた会社で、本店の建物も2013年にリニューアルされています。創業年と今の店舗の歴史は分けて考えると分かりやすいです。
文明堂のカステラとは、どんなお菓子ですか?
卵と砂糖、小麦粉に水飴やザラメ糖などを合わせて焼く、長崎発祥の焼き菓子です。底にザラメが残るのが特徴で、文明堂はこのカステラを暖簾分けで全国に広めてきました。

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