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KITOKIとは

KITOKIとは、東京都中央区の日本橋兜町に建つ、木をふんだんに使った地上10階建ての店舗・事務所ビルです。読みは「キトキ」。平和不動産が進める日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトのなかで、2022年4月に完成しました。

コンクリートの骨組みの中に、木造を組み込む

KITOKIは、ふつうのオフィスビルと何が違うのでしょうか。鍵は、その造り方。鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造の大きな骨組みを3層分ずつのまとまり(3層飛ばしのメガストラクチャー)でつくり、その内側に木造の建物を組み合わせた木造ハイブリッド構造です。平和不動産は、コンクリートの持つ100年もの耐久性と、木造の軽やかさを組み合わせたと説明しています。

建物全体が軽くなるため、地震の力や基礎にかかる負担を減らせるとされ、木造の部分は将来の増改築や間取りの変更もしやすいそうです。内装と外装にも木を使い、エントランスを含む1階から3階の梁には、秋田県産の栗の木を丸太のまま使っています。

兜町の再活性化と、相次ぐ受賞

証券会社のビルが並ぶ兜町で、KITOKIは木の建築として注目を集めました。完成した2022年には、ウッドデザイン賞2022、グッドデザイン賞、木材利用優良施設等コンクールの優秀賞と賞が続き、2023年2月には東京都の「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」で最優秀賞(知事賞)に選ばれています。金融街にこれほど木を使ったビルが建つこと自体が、再活性化を進める街の新しい表情といえるでしょう。

日本橋トピック♪10階建てを、2〜3階建ての木造の技で

KITOKIの造り方には、もう一つねらいがあります。平和不動産によると、コンクリートの大きな骨組みの内側に木造を組み込むこの方法なら、構造上はどんなに階数を増やしても、2〜3階建ての木造建築で広く使われている方法で、材料の調達から設計、施工、将来のメンテナンスまでをまかなえるといいます。つまり、これまで低い木造住宅などを手がけてきた工務店や職人が、高い木造ビルづくりにも加われるということ。木造の建物をもっと増やす道につながると期待されています。

KITOKIに関するよくある質問

KITOKIという名前には、どんな意味がありますか。
公式サイトは「木・樹の魅力を有機的に活用します」とし、街づくりのタグライン「起点であり、輝点となる。」とあわせて、期待、希望、歓喜、好機、黄金色など「この街にあふれるKIをつなぐ場になる」という想いを掲げています。
KITOKIへはどう行けますか。
公式サイトの案内では、所在地は中央区日本橋兜町8番5号で、東京メトロ東西線・日比谷線の茅場町駅から徒歩1分、東京メトロ東西線・銀座線と都営地下鉄の日本橋駅から徒歩3分です。

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