たいめいけんとは
たいめいけんとは、東京都中央区日本橋にある洋食の老舗です。昭和6年(1931年)創業で、ふんわりとしたオムライスやボルシチといった、王道の洋食で親しまれてきました。
店名は、修行先からもらった一字
創業者は茂出木心護。昭和6年(1931年)に自分の店を開きました。店名は、修行を積んだ京橋の洋食店「泰明軒」から名をゆずり受けたもの。のちにひらがなで「たいめいけん」と書くようになり、今のやわらかい響きの名が定着しました。
名物のオムライスと「タンポポオムライス」
たいめいけんといえば、なんといってもオムライスでしょう。なかでも有名なのがタンポポオムライスです。この「タンポポ」は花の名ではなく、伊丹十三監督の映画「タンポポ」にちなんだ呼び名。チキンライスの上にのせた半熟のオムレツを、テーブルでそっと割り開くと、卵がとろりと流れて広がります。映画に登場したこの食べ方が評判になり、名物の一品になりました。
今のたいめいけんと、日本橋の再開発
たいめいけんは、再開発の進む日本橋で店舗を移しながら営業を続けています。今は中央区日本橋1丁目に店を構え、1階は気軽に立ち寄れるレストラン、2階は予約制の落ち着いた洋食店という二つの顔を持ちます。日本橋の街並みが移り変わるなかでも、昔ながらの洋食を出し続ける一軒。出かける前に、最新の場所や営業を公式サイトで確かめておくとよいでしょう。
Topic破格で続いてきたボルシチとコールスロー
たいめいけんには、長く一杯約50円という破格で出されてきたボルシチとコールスローがあります。先代から受け継いだレシピと値段をできるだけ守ってきたことで知られる名物で、2025年に約100円へ改定されました(2026年6月時点)。物価が大きく上がった今も、なお驚くほど手ごろなねだんです。オムライスのわき役のようでいて、これを目当てに通う人もいるのだとか。手のかかる一皿をあえて安く出し続ける姿勢に、町の洋食屋らしい心意気が見えてきます。(価格は変わることがあります)
たいめいけんに関するよくある質問
- たいめいけんは今も日本橋で営業していますか?
- 現在も中央区日本橋1丁目で営業しています(2026年6月時点・公式サイト確認)。日本橋エリアの再開発に伴い、近年店舗を移しています。最新の場所は公式サイトで確かめると安心です。
- たいめいけんはオムライスのほかに、どんな料理がありますか?
- ボルシチやコールスロー、らーめんなども定番として親しまれています。王道の洋食をそろえる老舗です。
- たいめいけんは予約しないと入れませんか?
- 1階は予約なしで利用できるレストラン、2階は予約制の洋食店という二本立てです(2026年6月時点・公式サイト確認)。
