岡崎雪声とは
岡崎雪声とは、日本橋の麒麟像や獅子像などの鋳造に工場を提供した鋳金家です。明治から大正期に活動し、大型の金属作品を形にする技術で橋の装飾制作を支えました。
旧字体表記:岡崎雪聲
日本橋の鋳造を支えた工場
日本橋の青銅装飾は、1910年(明治43年)に東京市から東京美術学校へ制作が委嘱されました。鋳造期間は約7カ月で、学校内だけではなく岡崎雪声らの工場にも作業を分けたのです。
岡崎が麒麟像の姿をデザインしたわけではありません。では、専門はどこに表れるのでしょうか。麒麟像と獅子像の塑造原型は渡邊長男が担い、岡崎の工場は原型を青銅の造形へ移す鋳造工程に加わりました。
日本橋トピック♪大きな麒麟像も、鋳型は部分ごとにつくる
日本橋の大型銅像には、真土式込型技法という日本の伝統的な鋳造法が用いられました。原型を部分ごとに鋳型へ写し、組み合わせて焼く工程を知ると、一体に見える麒麟像の内側に多くの手仕事が見えてくるでしょう。
関連用語
岡崎雪声に関するよくある質問
- 岡崎雪声には日本橋以外にどのような作品がありますか?
- 皇居三の丸尚蔵館の研究では、1900年のパリ万国博覧会に出品された「田村麿置物」が取り上げられています。公的な研究ページでは旧字体の岡崎雪聲と表記されています。
