日本橋と着物の関係が気になったので色々と調べてみました

東京日本橋といえば、「着物」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

江戸時代から「商業の街」として発展してきた日本橋には、多くの呉服店が点在しています。

近年では着物にまつわるイベントが開催されるなどして、「日本橋=着物」というイメージが定着してきています。

そこで今回は、日本橋と着物の関係について色々と調べてみました

気になる方は、ぜひ最後までお読みください♪

目次

日本橋と着物の関係について

日本橋が「商業の街」として活気づいていた江戸時代、『江戸三大呉服店』と呼ばれる3つの呉服店が存在しました。

  • 白木屋呉服店
  • 越後屋呉服店
  • 大丸屋呉服店

いずれも江戸を代表する呉服店で、大きな売上を上げていました。

なかでも1673年に創業した「越後屋呉服店」は、“日本の百貨店の始まり”とも言われており、1914年に現在の「日本橋三越本店」をオープンしています。

他にも江戸時代には染物問屋や呉服店が多く店を構えていたことから、日本橋では古くから織物や着物が親しまれていたことがうかがえます。

また、歌舞伎や人形浄瑠璃などの芝居小屋が存在していたことも、長きにわたって着物文化が受け継がれてきた理由の1つではないでしょうか。

現在の日本橋は、人形町や馬喰町など、下町情緒残るエリアがたくさんあります。

着物を着る機会はなかなかないですが、着物を着て、江戸時代の様子をイメージしながら散策してみるのも楽しいかもしれませんね♪

なお、日本橋が「商業の街」として栄えたきっかけは、五街道が整備されたためです。

以下のページに詳しく解説しているので、気になる方はぜひお読みください!

>>五街道が日本橋起点となっている理由はなぜか【簡単にわかりやすく】<<

日本橋は着物イベントが多い!

近年、日本橋では着物にまつわるイベントが開催されています。

ここからは、着物イベントをいくつかピックアップして、どのようなイベント内容なのかを紹介していきます!

日本橋きものパスポート

「日本橋きものパスポート」は、着物姿で参加店舗を訪れると、割引や特典などの嬉しいサービスが受けられるイベントです。

主な参加店舗は、コレド室町や高島屋、そして人形町エリアにあるお店などおよそ70店舗。

着物を着てショッピングやグルメを楽しむのはもちろん、神社や街並みを散策するのも良いですね!

このイベントは約1年間にわたって開催されるので、繰り返しサービスが受けられるのも大きな魅力ですよ♪

詳しくは公式サイトをチェックしてみてくださいね。

東京キモノショー

「東京キモノショー」は、日本橋にある4つのメイン会場で、キモノファッションショーやお茶会、ワークショップなどが開催されるイベントです。

さらに16のサテライト会場では、問屋街の呉服問屋さんを解放する「とんやの街オープンデー」が開催されます。

メイン会場は入場料が必要ですが、着物好きにはたまらないコンテンツを楽しむことができます♡

サテライト会場は無料で入場できるので、気になるお店があったらぜひ足を運んでみてくださいね。

詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。

お江戸きもの大市

「お江戸きもの大市」は、日本橋室町の江戸桜通り地下歩道で開催されるイベント。

厳選された15の店舗が参加し、アンティーク着物やリユース着物をお手頃な価格で販売します。

着物好きの方はもちろん、「着物に興味はあるけど高くてなかなか買えない…」という方も、ぜひこの機会に自分好みの着物を手に入れてみてくださいね!

詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。

まとめ

今回は、日本橋と着物の関係について紹介しました!

江戸時代の日本橋には、織物や着物を取り扱うお店が数多く存在していました。

歌舞伎や人形浄瑠璃などの芝居小屋があったこともあり、着物が古くから人々に親しまれていたことがうかがえます。

近年では着物にまつわるイベントも開催されているので、この機会に着物を着て日本橋を散策してみてはいかがでしょうか♪

この記事を書いた人

日本橋の魅力を伝えるべく記事執筆を始めました!
好きなことは旅行で、休日は家族で色々なスポットへ出かけます♪

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