コンテンツへスキップ

駿河町夜景とは

駿河町夜景とは、井上安治(探景)が明治14〜15年(1881〜1882年)ごろに手がけた小判錦絵です。読みは「するがちょう やけい」。東京の名所を描いたシリーズの一図で、満月とガス灯に照らされた駿河町を描いています。

月光とガス灯がつくる静かな夜の通り

空には丸い月が浮かび、通りのガス灯は橙色に光ります。手前を横切る馬車、右側の人力車、建物の前に立つ人々は影のように抑えた色で表現され、灯火の明るさが際立つ構成です。

日本橋トピック♪三井越後屋の町を描いた夜景

サントリー美術館は、この夜景の背景に見えるのは土蔵造りの三井越後屋(後の三越)と擬洋風建築だと説明しています。暗がりに沈んだ屋根の形をたどると、江戸から続く呉服店と、明治に入って建った洋風の店が同じ通りに並んでいたことが分かります。昼の駿河町を描いた東都名所 駿河町之図東都駿河町と見比べると、この夜の暗さがいっそう際立つはず。

駿河町夜景に関するよくある質問

アートプラットフォームジャパン掲載の作品は、どこに所蔵されていますか?
兵庫県立美術館の所蔵で、目録番号はPj-017-051です。所蔵館が作成した作品データとして公開されています。
駿河町夜景の原本は、インターネットで見られますか?
国立国会図書館デジタルコレクションの『東京名所 [8]』第10画像で、原本を閲覧できます。

あわせて読みたい記事