漱石「猫」上演の地 真砂座跡とは
漱石「猫」上演の地 真砂座跡とは、夏目漱石の小説『吾輩ハ猫デアル』を原作とする芝居が上演された、日本橋中洲の劇場跡を伝える碑です。明治期の日本橋と近代文学、演劇の接点を今に伝えています。
公的資料の表記:漱石「猫」上演の地 眞砂座跡(中央区文化財マップ・東京都公式観光ガイド)
明治39年に行われた「猫」の舞台
碑文の記録では、小山内薫が作品を脚色し、伊井蓉峰らが出演しました。上演期間は1906年11月3日から30日まで。場所は当時の中洲にあった真砂座です。現在の町名では日本橋中洲にあたり、街歩きの途中で近代文学の広がりをたどれる場所です。
日本橋トピック♪小説の舞台ではなく「舞台版」の場所
この碑が示すのは、物語の中で猫が暮らした場所ではありません。小説を脚色した芝居が演じられた劇場の跡です。本から舞台へと作品が広がった足跡が、日本橋の一地点に刻まれています。
関連用語
漱石「猫」上演の地 真砂座跡に関するよくある質問
- 「真砂座」と「眞砂座」は違う劇場ですか?
- 同じ劇場を指します。「眞」は「真」の旧字体で、中央区文化財マップと東京都公式観光ガイドは「眞砂座跡」と表記しています。
- 真砂座跡の碑文はいつ書かれましたか?
- 碑に刻まれた説明は2003年10月のもので、早稲田大学第14代総長を務めた奥島孝康による文章です。

