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武蔵百景之内 江戸ばしより日本橋の景とは

武蔵百景之内 江戸ばしより日本橋の景とは、小林清親が江戸橋側から日本橋方向の川景を描いた錦絵です。読みは「むさしひゃっけいのうち えどばしよりにほんばしのけい」。1884年(明治17年)の縦大判錦絵です。

人物を大胆に切り取り、川景をのぞかせる

慶應義塾大学が公開する画像では、刺青のある腕と縞の衣が画面の上部と右側を大きく占めます。その間から見えてくるのは、船が行き交う日本橋川、対岸の建物、橋、遠景の富士山。人物の全身を描かず、近景を額縁のように使うことで、江戸橋から日本橋へ向かう視線が強調されています。江戸期の名所絵とは異なり、明治の川辺の建物や橋をたどれる点にも注目してみませんか。同じ絵師が日本橋を扱った日本橋夜や、近くの川景を描いた江戸橋夕暮富士との比較も一案です。

日本橋トピック♪英題も「江戸橋から日本橋」を示す

国立国会図書館の連携書誌には、英題としてSight of Nihonbashi From Edobashiが記録されています。長い日本語題の中にある「どこから、どこを見るか」という構図を、英題でも確かめられます。

武蔵百景之内 江戸ばしより日本橋の景に関するよくある質問

画中の刊記には何が記されていますか?
「御届 明治十七年」とあり、月日の欄は空欄のままです。あわせて画工として芝源助町八番地の小林清親、出版人として小林鉄次郎が記されています。
作品画像はオンラインで見られますか?
慶應義塾大学メディアセンターのボン浮世絵コレクションがデジタル画像を公開しています。

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