間瀬家住宅とは
間瀬家住宅とは、1931年(昭和6年)に築地の仲買人が建てた、日本橋蛎殻町の木造住宅です。中央区の近代建築物調査に掲載され、商いと暮らしが重なっていた日本橋の歴史を伝えています。
仲買人の暮らしが見える住宅
外観は町家風ですが、側面には片流れ屋根と玄関を持つ付属部があります。屋内の大きな神棚と金庫は、築地の市場で商いをした人の住まいだったことを感じさせる組み合わせ。
トタン葺きの軽い屋根と、境界部分のモルタル塗りの壁には、震災後に建てられた住宅らしい配慮が見られます。豪華さではなく、商人の生活と災害への備えを一緒に読める建物です。
個人の住宅であり、観光施設ではありません。街歩きで周辺を見るときは、私有地へ入らず、暮らしている人への配慮が欠かせないでしょう。
日本橋トピック♪中央区の調査は「仕舞屋」と分類している
中央区の近代建築物調査は、間瀬家住宅の形式を「仕舞屋(しもたや)」と記しています。仕舞屋は、商店街にありながら店を構えていない住まいを指す言葉。築地で商いをした人が、店ではなく住むための家として日本橋蛎殻町に建てた建物であることが、この一語からも読み取れます。
関連用語
間瀬家住宅に関するよくある質問
- 間瀬家住宅に震災後の建物らしい特徴はありますか?
- 中央区の調査は、トタン葺きの軽い屋根や、境の壁をモルタル塗りとした点に、震災後の創建らしい配慮が見られると記しています。
- 間瀬家住宅の内部を見学できますか?
- 観光施設ではなく個人の住宅です。中央区も私有地へ立ち入らないよう案内しているため、公道から見る場合も生活への配慮が必要です。
