漢方医学復興之地とは
漢方医学復興之地とは、医師の和田啓十郎が1910年に『医界之鉄椎』を刊行し、漢方医学の再評価を促した足跡を伝える、日本橋浜町の記念地点です。中央区の文化財マップは、日本橋浜町2-9を所在地として掲載しています。
一冊の医療論から復興の流れへ
『医界之鉄椎』は、西洋医学との比較を通して漢方の価値を訴えた医療論でした。和田の問題提起は、湯本求真の著作や、大塚敬節・矢数道明らによる学会・講座の活動へ受け継がれていきます。和田一人の事績で完結した場所ではなく、複数の医師や団体が担った復興運動の出発点として捉えると分かりやすいでしょう。
日本橋トピック♪西洋医学を学んだ医師が漢方を問い直した
和田啓十郎は西洋医学を学んで医師になった人物です。ツムラの漢方史によると、1910年に『医界之鉄椎』1,000部を自費出版しました。二者択一ではなく、学んだ西洋医学と比較しながら漢方を問い直した点が、この本の特徴といえるでしょう。
関連用語
漢方医学復興之地に関するよくある質問
- 『医界之鉄椎』はどのような本ですか?
- 和田啓十郎が1910年に刊行した医療論です。西洋医学と比較しながら、漢方を治療医学として正当に評価するよう訴えました。
- 漢方医学復興之地はどこにありますか?
- 中央区の令和8年3月版文化財マップでは、日本橋浜町2-9に掲載されています。浜町周辺の歴史を歩いて学べる記念地点の一つです。

