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稲荷新道とは

稲荷新道とは、江戸時代に東堀留川側から杉森稲荷社へ向かう横丁・参道として中央区公式資料に登場する道の名です。日本橋堀留町を歩くとき、水路と神社をつないだ動線として知っておくと、町の奥行きが見えやすくなります。

東堀留川から神社へ向かう参道

中央区公式の文化財解説によると、江戸時代の社地の西には舟入堀(東堀留川)がありました。そこから東岸の新材木町に鎮座する杉森稲荷社へ至る横丁が、稲荷新道、または杉森新道と呼ばれる参道。

この説明を読むと、神社はただ町の中にぽつんとあったわけではないことが分かります。水路から上がり、横丁を通って社へ向かう。商いの町の水辺と信仰の場が、短い道で結ばれていたのでしょう。

稲荷新道は、道の名そのものが「どこへ向かう道か」を教えてくれます。旧町名や旧水路をあわせて読むと、堀留町の見えない参道が少し立ち上がるはずです。

日本橋トピック♪富くじや奉納花相撲へ向かう人の道でもあった

中央区公式は、椙森神社の境内で催された富くじ(御免富)や奉納花相撲が江戸市民の人気を博したことも紹介しています。稲荷新道は参拝の道であると同時に、人が楽しみを求めて集まる道でもありました。道名の先にある、町のにぎわい。

稲荷新道に関するよくある質問

稲荷新道を知ると堀留町歩きはどう変わりますか?
神社だけを見るのではなく、東堀留川や旧町名とあわせて道筋を想像できます。水辺から信仰の場へ人が流れた町として見え方が変わります。
稲荷新道と杉森新道は別の道ですか?
中央区公式資料では、稲荷新道(杉森新道)という形で説明されています。このページでは同じ参道名の別称として扱っています。